Apple、Pro Display XDRへの最適化やMacBook Pro (16-inch, 2019)でビデオ編集する際のパフォーマンスを改善させた「macOS Catalina 10.15.3 Build 19D76」をリリース。

macOS Catalina 10.15.3 (19D76)のリリースノート macOS 10.15 Catalina
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 AppleがPro Display XDRへの最適化やMacBook Pro (16-inch, 2019)でHEVC/H.264エンコードの4Kビデオをマルチストリームビデオ編集する際のパフォーマンスを改善した「macOS Catalina 10.15.3 (19D76)」を正式にリリースしています。詳細は以下から。

macOS 10.15 Catalina

 Appleは現地時間2020年01月28日、2012年製以降のmacOS Catalinaに対応したMac向けに、いくつかの最適化とセキュリティを向上させた「macOS Catalina 10.15.3 Build 19D76」を正式にリリースしたと発表しています。

macOS Catalina 10.15.3 (19D76)のリリースノート

 macOS Catalina 10.15.3では、Appleが昨年12月に発売した様々なリファレンスモードがプリセットされたApple Pro Display XDRをSDR(Standard Dynamic Range)で利用した際の低位グレイレベルのガンマ処理が最適化され、ディスプレイとキーボードそして排熱機構がアップデートされたMacBook Pro (16-inch, 2019)ではHEVCおよびH.264でエンコードされた4Kビデオをマルチストリームビデオ編集する際のパフォーマンスが改善されているそうです。

Pro Display XDRのリファレンスモード

 今回のアップデートでは、AppleがmacOS 10.15.3 BetaでテストしていたIntel Turbo Boostを長時間継続させることでアプリのパフォーマンスを向上させると思われるPro Modeの記述は特にないので、Pro Modeは現在も公開が延長されているiCloud Driveでのフォルダ共有機能と同様に2020年春以降のアップデートか、発売が噂されているMacBook Pro (13-inch, 2020)との差別化を図るために、13-inchモデル発売近くに発表されるかもしれません。

Turbo Boost Switcher

 また、macOS 10.15.3アップデートではNFSマウントされたファイルでGatekeeperがバイパスされる問題やBuffaer overflowにより任意のコードが実行されてしまう問題などCVEベースで25件の脆弱性が修正されているので、ユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをおすすめします。

About the security content of macOS Catalina 10.15.3

macOS Catalina 10.15.3リリースノート

macOS 10.15.3アップデート –– 再起動が必要です
macOS Catalina 10.15.3アップデートを適用すると、Macの安定性、信頼性、およびセキュリティが向上します。このアップデートをすべてのユーザに推奨します。

このアップデートの内容:

  • macOSを使用したSDRワークフローで、Pro Display XDRの低位グレイレベルのガンマ処理を最適化
  • 16インチMacBook Pro(2019)で、HEVCおよびH.264でエンコードされた4Kビデオをマルチストリームビデオ編集する際のパフォーマンスを改善

Beta版のリリーススケジュール

コメント

  1. 匿名 より:

    際を漢字変換しないのは理由があるの?

  2. 匿名 より:

    「あるの」を漢字表記しないのは理由が在るの?

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