Apple、設定アシスタントが完了しない問題やiCloud規約に同意できない、Apple Arcadeのデータが保存できない問題などを修正した「macOS Catalina追加アップデート」をリリース。

　Appleが設定アシスタントが完了しない問題やオフラインプレイ中にApple Arcadeのゲームデータが保存できない問題を修正した「macOS Catalina追加アップデート」をリリースしています。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2019年10月15日、10月07日にリリースしたmacOS 10.15 Catalina向けに設定アシスタントが完了しない問題などを修正した「macOS Catalina追加アップデート (19A602)」をリリースしています。

macOS Catalina追加アップデート
 macOS Catalina追加アップデートでは、インストールと信頼性が改善されます。このアップデートをすべてのユーザに推奨します。

リリースノートより抜粋

　macOS Catalina追加アップデートは既にCatalinaをインストールした全てのユーザーに推奨されており、差分パッケージは985.4MBでシステム環境設定のソフトウェアアップデートパネルからダウンロード＆インストール可能で、既に報告されていたCatalinaへのアップグレード/新規セットアップ中のMacで設定(セットアップ)アシスタントが終了せずにMacが固まる不具合や、

Macがインターネットに接続されていない状態で、Apple Arcadeのゲームの進行データが保存されない不具合、複数のiCloudアカウントでログインしている場合にiCloud利用規約に同意できない不具合などが修正されているようですが、ドライバ等のアップデートは無いようなので、dGPU/eGPU関連の不具合やMac miniのHDMIに関する不具合、メールデータが消失してしまう不具合、Final Cut Pro 使用中メニューが歪んでしまう不具合などはmacOS 10.15.1 Catalinaアップデート以降の修正となるようです。

リリースノート

macOS Catalina追加アップデート
 macOS Catalina追加アップデートでは、インストールと信頼性が改善されます。このアップデートをすべてのユーザに推奨します。
このアップデートの内容:

ディスクの空き領域が不足しているMacでのmacOS Catalinaのインストールの信頼性を改善
一部のインストールで設定アシスタントが完了しない問題を修正
複数のiCloudアカウントでログインしている場合にiCloud利用規約に同意できない問題を解消
Apple Arcadeのゲームをオフラインでプレイしている場合のGame Centerのデータ保存の信頼性を改善

このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、こちらを参照してください: https://support.apple.com/kb/HT201222

このアップデートはmacOS 10.15 Catalina (19A583)へアップグレードしたMacBook (Early 2015 and later), MacBook Air (Mid 2012 and later), MacBook Pro (Mid 2012 and later), Mac mini (Late 2012 and later), iMac (Late 2012 and later), iMac Pro (all models), Mac Pro (Late 2013 and later)に提供されており、セキュリティアップデートは含まれていないそうです。