macOS 10.15.4 Catalina Beta2ではMac Pro (2019)で利用可能なPCIeアクセラレータカード「Apple Afterburner」用の新しいPro Resプラグインがテストされているようです。詳細は以下から。
AppleがMac Pro (2019)と同時に発売を開始したPCIeアクセラレータカード「Apple Afterburner カード」はFinal Cut Pro Xで8K DCI ProRes RAWの最大6ストリームや4K DCI UHD ProRes RAWの23ストリーム再生を可能にする他、Motion、Compressor、QuickTime PlayerでCPUにかかる負担を軽減し、デコードを高速化してくれますが、
Levvel, LLCでリードエンジニアで現在はMacRumrosのエディタもされているSteve Moserさんによると、Appleは本日開発者向けに公開した「macOS Catalina 10.15.4 beta 2 Build 19E234g」でApple Afterburnerカード用の新しいProResデコードプラグインをテストしているそうです。
Catalina macOS 15.4 Beta 2 has a new Pro Res Decoder plugin for the Afterburner card. pic.twitter.com/tZqEBjIMKg
— Steve Moser (@SteveMoser) February 19, 2020
/System/Library/Video/Plug-Ins
新しいプラグインは名前(AppleAfterburnerProResDecoder.bndle)を見る限り、AppleのProResコーデック専用のデコーダーのようですが、AppleはmacOS CatalinaとAfterburnerカードで既にProResのデコードに初期対応しているので、パフォーマンスのアップデート程度になるかもしれません。
Afterburnerは何をしてくれますか?
Afterburner は、ProRes/Pro Res RAW ビデオファイルのマルチストリームのデコードや再生を高速化してくれます。Mac Pro (2019) の Afterburner アクセラレータカードについて – Apple サポート
追記
macOS 10.15.3 Catalinaでも以下のディレクトリにProRes用デコードプラグインが存在しますが、macOS 10.15.4のプラグインはバージョンが異なります。
/System/Library/Video/Professional Video Workflow Plug-Ins
- Mac Pro (2019) の Afterburner アクセラレータカードについて – Apple サポート
コメント
GPUの高性能化のスピードがまだまだ衰えていないからAfterburnerは失敗じゃないかなぁ。
昔、処理能力が足りなくて専用のDSPを載せたAVシリーズがあったけれど、1世代しかもたなかったのを思い出す。
Macでしか動かない物は、リスクと捉えるほうが良いね。
アップル純正ソフトやそれの専用ハードは、リスクだね。
FCP や Logic Pro の win 版は無い
win は 64-bit Unix ベースではなく 16-bit MS-DOSベース
MacPro に比肩もしくは超える性能の winPC は存在さしない
こういう奴、Macユーザーとして恥ずかしい