macOS Catalinaで動かなくなる32-bitアプリを抽出し、アップグレードコストを計算できるユーティリティアプリ「Go64」がリリース。

About Go64 macOS 10.15 Catalina
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 macOS Catalinaで動かなくなる32-bitアプリを抽出し、アップグレードコストを計算してくれるユーティリティアプリ「Go64」がリリースされています。詳細は以下から。

Go64

 Appleは2019年秋にリリースする「macOS 10.15 Catalina」で32-bitアプリ/フレームワークを廃止しするため、Catalinaでは以下のアプリやメディアが利用できなくなると発表され、MicrosoftやAdobeなどのソフトウェア・ベンダーも情報を公開していますが、

Catalinaで動かなくなる/一部機能が使えなくなるアプリ

ソフトウェア・ベンダーから公式発表がないアプリでもMacに保存されているものであれば、バイナリやフレームワークをチェックしmacOS Catalinaで動かなくなるアプリをリストアップしてくれる「Go64」というアプリが公開されています。

Go64 – St. Clair Software

Check Your Apps and Prepare for a 64-bit World
Quickly scan your disk for applications, see which ones are 32-bit, and find upgrade information with the click of a button.Go64 makes it easy to plan for the future.And yes, it’s FREE!

Go64 – St. Clair Software

Go64の機能

 Go64はFinder拡張アプリ「Default Folder X」などを開発&販売している米St. Clair SoftwareのJon Gotowさんらがサイドプロジェクトとして2019年06月ごろから開発をスタートしたアプリで、アプリを起動するだけでアプリケーションフォルダや任意のファイルに保存されているアプリを検出し、32-/64-bitのどちらかをチェックしてくれます。

About Go64

 AppleもmacOS 10.13 High Sierraに64-bitテストモード32-bitアプリ起動時の警告、macOS Mojaveのシステム情報アプリにレガシーソフトウェアという項目を追加し、CatalinaのインストーラーにはCatalinaで動作しなくなるアプリ表示機能を導入していますが、

Go64の機能

Go64アプリは64-bitでも32-bitコンポーネントを利用しているアプリとそのコンポーネントの情報を表示してくれる機能や、Catalinaへアップグレードした際にアプリのアップグレードや買い替えに必要な代金を設定し、アップグレードコストを計算してくれる機能を搭載しています。Go64アプリはドネーションウェアでアプリ終了時にはDefault Folder Xなどの広告が表示されますが、全ての機能は無料で利用できるそうなので、Catalinaへのアップグレードを検討されている方は試してみてください。

  • Go64 – St. Clair Software

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