Apple、64-bitへの移行に伴い「iWork’09」の古いPagesやNumbers、KeynoteアプリはmacOS 10.15 Catalinaと互換性がないとして警告。

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 Appleが「iWork’09」の古いPagesやNumbers、Keynoteアプリは64-bit環境への移行に伴いmacOS 10.15 Catalinaと互換性がないとして警告しています。詳細は以下から。

iWork'09

 Appleは現地時間2019年06月18日、システム管理者向けに2019年秋にもリリースを予定している次期macOS 10.15 Catalinaでは64-bitテクノロジへの完全移行に伴い、Appleが2009年に発売した「iWork’09」の古いPagesやNumbers、Keynoteアプリを開こうとすると互換性がないという警告が表示されるとして、最新のiWorkアプリに移行するよう指示しています。

iWork'09とmacOS 10.15 Catalina

As part of the upcoming transition to 64-bit technology in macOS, you might see an alert when opening iWork ’09 versions of Pages, Numbers, and Keynote that the apps won’t be compatible with future versions of macOS, beginning with macOS Catalina 10.15.

About iWork ’09 compatibility in macOS – Apple Support

 公開されたサポートドキュメントによると、macOS Catalinaで今後もiWorkのドキュメントを利用するにはMac App Storeで配布されている最新のiWorkアプリを利用する必要があり、いくつかの機能の変更はあるものの、最新のiWorkは過去のiWorkで作成された全てのドキュメントを開くことができるそうです。

iWork'09はQuickTime 7が必要。

iWork’09にはQuickTime 7.5.5以降が必要です。

 macOS 10.15 CatalinaではQuickTime 7およびフレームワークが廃止されるため、AppleはmacOS 10.14 MojaveでiMovieやFinal Cut Pro, Motion, 写真アプリでサポートしているレガシーなコーデックやフォーマットのファイルをバックアップ&アップデートするように求めており、64-bitテストモードでiWork’09のインストーラーを起動すると上記のエラーが表示されるため、iWork’09も同様の理由で利用できなくなるようです。

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おまけ

 macOS 10.15 Catalinaでは「Office 2011 for Mac」も起動しなくなるとMicrosoftが発表しています。

macOS 10.15 Catalinaで起動しないOffice 2011 for Mac

32-bit廃止のタイムライン

  • 2017年09月25日
    ▶ 32-bitアプリをフルサポートするmacOS「macOS 10.13 High Sierra」をリリース。

  • 2018年01月
    ▶ Mac App Storeで公開する新しいアプリは64-bit化が必須に。

  • 2018年04月
    macOS 10.13.4 High Sierraで32-bitにアプリ起動時に警告を表示

  • 2018年06月
    ▶ Mac App Storeに存在&アップデートするアプリに64-bit化を必須に。

  • 2018年06月
    macOS 10.14 Mojaveが32-bitアプリをサポートする最後のmacOSになると発表

  • 2018年09月
    macOS 10.14 Mojaveをリリース。レガシーソフトウェア確認機能を追加し、32-bitアプリは30日間毎に「このMac用に最適化されていません」という警告を出す仕様に。

  • 2018年11月16日
    ▶ 次期macOS 10.15およびFinal Cut Pro Xでは一部のカメラで撮影された動画やエンコードされたメディアがレガシィメディアとして扱われ再生できなくなると警告

  • 2018年12月
    ▶ 次期macOS 10.15でQuickTime 7フレームワークが廃止され、macOSのネイティブ環境では利用できなくなるメディアフォーマットの一覧を公開。

  • 2019年03月22日
    ▶ iMovieやFinal Cut Pro, MotionにmacOSが64-bit環境へ移行するのに伴いネイティブサポートされなくなるメディアを判定&変換する機能を追加。

  • 2019年04月30日
    ▶ 2014年に開発を終了したプロユーザー向け写真編集&管理アプリApertureがmacOS 10.15では動作しなくなるとしてAppleの写真アプリやAdobeのLightroom Classicへ移行するよう指示。

  • 2019年05月30日
    ▶ 次期macOS 10.15ではmacOS 10.14 Mojaveの写真アプリでは開くことのできる動画がQuickTime 7フレームワークの廃止に伴い再生/変換できなくなるとして、macOS 10.14での変換を指示。

  • 2019年06月18日
    ▶ macOS 10.15 CatalinaはiWork'09の古いPagesやNumbers、Keynoteアプリと互換性がなくなるとして移行を指示。

  • 2019年06月
    ▶ macOS 10.15 Catalinaのインストーラーに32-bitアプリ検出機能を追加。

  • 2019年06月26日
    ▶ macOS 10.15 CatalinaではiLife'11の古いGarageBand v6.0.5アプリと互換性がなくなるとして移行を指示。

  • 2019年秋
    ▶ macOS 10.15 Catalinaで32-bitアプリとQuickTime 7やJava 1.6 Appleなどを含むフレームワークのサポートを終了へ。