Macがスリープ中のイベントを解析し、スリープ中のバッテリードレインや予期せぬ起動の原因を探すことができるアプリ「Sleep Aid」がリリースされています。詳細は以下から。
発売されたばかりのMac[1, 2, 3]やmacOSをアップグレードしたばかりのMac[4, 5]では、Macがスリープ復帰後にカーネルパニックを起こす、バッテリー残量が大幅に減っている、予期せぬ起動が発生するといった問題が確認され、
後々Appleがソフトウェアアップデートで修正するといったことがよくありますが、その様なMacのスリープ中のイベントデータを解析し、バッテリードレインや予期しない起動の原因を探ることができるユーティリティ「Sleep Aid」が新たにリリースされています。
Diagnose and solve Mac sleeping troubles Leave Sleep Aid running and continue using your Mac.While the display is off, Sleep Aid tracks when this Mac wakes, for how long, and which apps want to do things.
リリースノートより
Sleep Aid
Sleep Aidを開発&公開したのはMacBook Air/ProのノッチをシミュレートするNotched Upなど開発者向けデザインツールを開発しているタイのSam Ohanawareさんで、アプリを起動しておくとディスプレイのON/OFFや、BluetoothやSiri、通知などによりMacがスリープから復帰した時、電源の接続などのイベントをカレンダー上に表示してくれます。
また、カレンダー上にスリープ中のイベントを表示する以外にも、Macが予期しない起動を行ったときのイベントデータを解析し、なぜMacが起動したかを予想、解決策を表示してくれる機能や、
ネットワークからの起動を許可するやディスプレイスリープまでの時間、ディスプレイがOFFのときMacを自動的にスリープさせるなど、スリープ設定のチェックリストやスリープを妨げているアプリの表示、スリープ中に強制的にWi-FiやBluetoothをOFFにするといった設定が行なえます。
Sleep Aidの価格は1年間のアップデートが付いた1ライセンスが25ドル(3,802円)で、3ライセンスが50ドル、3年のアップデートが付いた3ライセンスが100ドルとなっていますが、現在は発売記念として各ライセンスが40%OFFとなっており、14日間全ての機能が使えるトライアル版も公開されているので、スリープ中のMacの動作が気になる方は試してみてください。
- Sleep Aid – Diagnose and solve Mac sleeping issues – Ohanaware Co., Ltd
コメント