Apple、macOS 10.14.6 Mojave向けの「セキュリティアップデート2020-005」に加えて、「Safari v14 for Mojave」の配布も中止しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年09月30日、アップデート適用後に複数の不具合が報告されていたmacOS 10.14.6 Mojave向けの「セキュリティアップデート 2020-005」の公開を中止しましたが、同時に、macOS Mojave向けの「Safari v14」も非公開となっています。
コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
Mac版のSafari v14はiOS 14/iPadOS 14のリリースと同時にmacOS 10.14 MojaveとmacOS 10.15 Catalina向けに公開され、Adobe Flashの完全廃止や新しいタブバーなどが採用されていましたが、現時のmacOS Mojaveでは、このSafari v14がダウンロード不可能となっており、代わりに2020年07月に公開された「Safari v13.1.2」が再公開されています。
セキュリティアップデート 2020-005アップデート後の不具合が、Safari v14によるものかは不明ですが、現在のところ、macOS 10.14 Mojaveでは最新のSafariとセキュリティアップデートが利用できないのでユーザーの方は注意してください。
セキュリティアップデート2020-005不具合のタイムライン
- 2020年09月24日
▶macOS 10.13 High SierraおよびmacOS 10.14 Mojave向けに複数の不具合を修正した「セキュリティアップデート 2020-005」をリリース。 - 2020年09月24日
▶macOS Catalina 10.15.7 Combo/差分アップデートとmacOS High Sierra/Mojave向けセキュリティアップデート2020-005のpkg版を公開。 - 2020年09月25日
▶macOS 10.14.6 Mojaveのセキュリティアップデート 2020-005アップデート後、数十MBを超えるエラーログが作成され、キーボード入力が困難になるほど動作が遅くなるという報告が相次ぐ。 - 2020年09月30日
▶macOS 10.14.6 Mojave向けの「セキュリティアップデート2020-005」と「Safari v14 for Mojave」の公開を中止。 - 2020年10月01日
▶Safari v14 for Mojaveを同梱し、複数の不具合を修正したmacOS 10.14.6 Mojave向け追加アップデートを公開し、セキュリティアップデート 2020-005の公開も再開。 - 2020年10月02日
▶macOS 10.14.6 Mojave向けセキュリティアップデート 2020-005のpkb版の公開を再開。
- macOS Mojave – Apple Community
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