Appleが次期iOS 14/macOS Big Surに搭載する「Safari 14」でGoogleが開発した画像フォーマット「WebP」をサポートすると発表しています。詳細は以下から。
Appleは日本時間2020年06月22日午前10時より世界開発者会議(WWDC20)をオンラインで開催していますが、同日開催が予定されているSafari and Webセッションを前に、iOS 14/iPadOS 14、macOS Big Surに搭載予定の「Safari 14」が公開され、同バージョンからはGoogleが開発した画像フォーマット「WebP」が正式にサポートされることが発表されました。
Media New Features
- Added WebP image support.
- Added HDR video playback support.
- Changed to derive aspect ratio from size attributes.
- Support for the Picture-in-Picture API is now available in iOS on iPhone.
Safari 14 Beta Release Notes – Apple Developer Documentation
WebPは同一画像/同等画質で可逆圧縮(ロスレス)のPNGと比較して26%、非可逆圧縮のJPEGと比較して25~34%ファイルサイズを縮小できる事が知られており、Appleも2016年に公開したmacOS 10.12 SierraおよびiOS 10向けのSafari v10 (Beta)で一時的にWebPをサポートしましたが、
その後、互換性の問題からBeta版でサポートしていたWebPをリリース版ではサポートしないと発表、2018~2019年にMicrosoft EdgeとMozilla FirefoxがWebPをサポートしたことで、Webグローバルユーザーの72%がWebPフォーマットの画像を表示できるようになった中、WebデザイナーはAppleOS(Safari)のために他のコンテンツを用意しなければならない状態が続いていましたが、この問題も今年後半以降に解決すると思われます。
- WebP – Can I use…
- Safari 14 Beta Release Notes – Apple Developer Documentation
コメント
Safari使ってないなあ。
存在も忘れてた。