Appleが不具合のため取り下げていたmacOS 10.14.6 Mojave向け「セキュリティアップデート 2020-005」のpkg版の公開を再開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年10月02日、アップデートを適用したMacで数十MBにも及ぶエラーログが作成され、アプリの動作が遅くなるなどの不具合が報告され、その後一時公開を中止していたmacOS 10.14.6 Mojave向けの「セキュリティアップデート 2020-005」のパッケージ(pkb)版の公開を再開しています。
セキュリティアップデート2020-005をすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。
Download Security Update 2020-005 (Mojave) – Apple Support
Appleが現地時間2020年09月24日にリリースしたmacOS 10.14.6 Mojave向けの「セキュリティアップデート 2020-005」では、複数のユーザーから不具合が報告され、以下のようなタイムラインで一時公開を中止。昨日「macOS Mojave 10.14.6 追加アップデート (macOS Supplemental Update 10.14.6)」と共にセキュリティアップデート 2020-005の公開も再開されましたが、
公開が再開されたセキュリティアップデート 2020-005のpkg版は、非公開となる前のpkg版と同じで、このアップデート適用後に再び「macOS Mojave 10.14.6 追加アップデート」の適用が求められるようになっているので、アップデートを控えていたユーザーの方はテスト環境に適用して不具合などがないかチェックしてからアップデートしてみてください。
md5 SecUpd2020-005Mojave.pkg MD5 = 24831b1c31d4314518e419ebff79b1e1
セキュリティアップデート2020-005不具合のタイムライン
- 2020年09月24日
▶macOS 10.13 High SierraおよびmacOS 10.14 Mojave向けに複数の不具合を修正した「セキュリティアップデート 2020-005」をリリース。 - 2020年09月24日
▶macOS Catalina 10.15.7 Combo/差分アップデートとmacOS High Sierra/Mojave向けセキュリティアップデート2020-005のpkg版を公開。 - 2020年09月25日
▶macOS 10.14.6 Mojaveのセキュリティアップデート 2020-005アップデート後、数十MBを超えるエラーログが作成され、キーボード入力が困難になるほど動作が遅くなるという報告が相次ぐ。 - 2020年09月30日
▶macOS 10.14.6 Mojave向けの「セキュリティアップデート2020-005」と「Safari v14 for Mojave」の公開を中止。 - 2020年10月01日
▶Safari v14 for Mojaveを同梱し、複数の不具合を修正したmacOS 10.14.6 Mojave向け追加アップデートを公開し、セキュリティアップデート 2020-005の公開も再開。 - 2020年10月02日
▶macOS 10.14.6 Mojave向けセキュリティアップデート 2020-005のpkb版の公開を再開。
- Download Security Update 2020-005 (Mojave) – Apple Support
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