Microsoft、Mac App Storeで「Office 365」をリリース。IAPでのサブスクリプション購入とVPPにも対応。

Microsoft Office 365 Microsoft for Mac
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 MicrosoftがMac App Storeで「Office 365」をリリースしたと発表しています。詳細は以下から。

新しいMacAppStoreのアイコン

 AppleおよびMicrosoftは現地時間2019年01月24日、昨年のWWDC 2018で発表したとおり、Microsoftのオフィススイート「Word」、「Excel」、「PowerPoint」およびメールクライアント「Outlook」の提供をMac App Storeで開始したと発表しています。

Microsoft Office 365

機能はそのままに、Mac 用にデザインされた Office
使い慣れた Office とお気に入りの Mac の機能が組み合わされた最新の Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote をすぐに使うことができます。

Microsoft Office 365 – App Store

Mac App Store版Office

 Mac App Store版Office 365は永年ライセンス(買い切り)ではなくサブスクリプション制で、Office 365 Personal/Home/SoloのサブスクリプションをMac App Storeのアプリ内課金(IAP)を利用して、それぞれ8,000円/11,400円/12,800円で購入することが可能で、各アプリには1か月間の無料試用期間が用意されています。

Microsoft Office 365のサブスクリプション

 Mac App Storeで公開された各Officeアプリは、Office 365 for Mac v16.20以降と同じく、MacBook ProのTouch BarやmacOS 10.14 Mojaveのダークモード、連携カメラ、新しいリボンUIに対応。

 Officeアプリのシステム要件はmacOS 10.12 Sierra以上で、既にリリースされていたMicrosoftのデジタルノートアプリ「OneNote」とクラウドストレージサービス「OneDrive」のクライアントもこれまで通り入手可能となっていますが、

OneDrive for Macのファイルオンデマンド

同時にアップデートされたOneDriveは、ファイルをローカルストレージに保存せずに必要な時だけダウンロードしてストレージの空き容量を増やすことができるファイル・オンデマンド」機能をサポートしています。

VPPにも対応

 また、プレスリリースによるとMicrosoft Office 365アプリはAppleが企業や学校などに公開しているVolume Purchase Program(VPP)ストアにも公開され、IT管理者や情報システム部門はApple Business Managerを通して各アプリとライセンスをデプロイ可能となっているそうです。

In business, as at home, employees want access to the best devices and apps to do their work. With Office 365 on the Mac App Store, these apps can now be easily distributed to employees using Apple Business Manager, a central dashboard where IT can deploy devices, apps and licenses. Now IT can quickly enable employees to get to work with their favorite Office tools across Mac, iPad and iPhone, with great new features designed specifically for Apple devices.

The Mac App Store welcomes Office 365 – Apple

 MicrosoftのOfficeチームは昨年、Mac App Store版のOffice 365サブスクリプションにはPublisherとAccessのライセンスは含まれていないと発表していたので、IAPで購入できるようになったサブスクリプションはMac App Storeで配布されているアプリのみに適用されると思われますが、iTunesカードのセールなどを利用すれば多少安くOfficeアプリを運用できると思うので、必要な方はMac App Storeをチェックしてみてください。

追記

 MicrosoftがMac App Store版Office 365とMicrosoftサイト版Office 365アプリとサブスクリプションの違いについてFAQページを公開しています。

Mac App StoreとMicrosoft公式版のOfficeアプリの違い

コメント

  1. 匿名 より:

    もともとMSのダウンロード版使ってて、今日これに入れ替えたが「ライセンスの確認中・・・」で止まる。
    キーチェーンからMS関係のものを全て削除したら起動できた。

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