ゴールデンウィーク中に公開されたMac関連のセキュリティ情報まとめです。詳細は以下から。
2017年のゴールデンウィークは最長で4月29日~5月7日までの9日間だったようですが、今年はこの期間にAppleのXProtectが2回アップデートされる程のマルウェアやトロイの木馬が出現していたので、セキュリティ関連の情報をまとめました。
タイムライン
日本時間4月28日~5月7日の間に発生したセキュリティ案件は以下の通りで、判明しているだけでMacを標的としたマルウェアやトロイの木馬が亜種を含め4件報告され、
- 2017年04月28日
- 2017年04月30日
- 2017年05月02日
- 2017年05月04日
- 2017年05月06日
- 🍎Appleが「Snake」に利用されていた開発者証明をGateKeeperで無効化。
- ⚠️GateKeeperをバイパスするため新しい開発者の証明書で署名された「OSX.Dok」の亜種が確認される。
- 2017年05月07日
AppleはXProtectを2回、Malware Removal Toolを1回アップデートし、GateKeeperで数名の開発者IDをブロックしているので、ユーザーやシステム管理者の方はMacを利用する前にシステムセキュリティやウィルス対策アプリのアップデートを確認することをお勧めします。
セキュリティアップデート
XProtectなどMac(macOS/OS X)の必須セキュリティアップデートはデフォルトでは自動的に行われますが、システム環境設定アプリで[App Store] → [✅ システムデータファイルとセキュリティアップデートをインストール]が有効になっていないと自動アップデートではないので、気になる方はチェックしてみてください。
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