BroadcomがVMware Workstation ProとVMware Fusion Proを個人使用に限り無償化しています。詳細は以下から。
米Broadcomは現地時間2024年05月13日、2022年に買収したVMwareブランドの製品ラインナップを見直し、Windows向けに公開している仮想化ソリューション「VMware Workstation Player/Pro」と、Mac向けに公開している「VMware Fusion Player/Pro」のラインナップからPlayerの提供と販売を終了し、Workstation/Fusion Proのみの販売にするとともに、個人使用でのWorkstation/Fusion Proの使用を無償化すると発表しています。
Pro Apps are now Free for Personal Use and Licensed for Commercial Use
The most exciting part is that Fusion Pro and Workstation Pro will now have two license models. We now provide a Free Personal Use or a Paid Commercial Use subscription for our Pro apps. Users will decide based on their use case whether a commercial subscription is required.VMware Workstation Pro: Now Available Free for Personal Use – VMware Blog
VMwareは2020年09月、macOS 11 Big SurやAppleのHypervisor、eGPUをサポートした仮想化ソフトウェア「VMware Fusion 12 Pro/Player for Mac」を発表するとともに、Playerに関しては個人使用に限り無償化しましたが、
05月13日に公開されたVMware Fusion v13.5.2では、Fusion Playerがなくなり、代わりにFusion Proが無償化されダウンロードできるようになっており、既存のFusion PlayerユーザーもPlayerのライセンスを削除することで、Fusion Proにアップデートできるようになっています。
VMware Fusionを新規に利用される方は、BroadcomからダウンロードしてVMware Fusion v13.5.2をインストールするだけで、VMware Fusion Proライセンス(プロフェッショナルバージョン)で利用できるようになりますが、Broadcomからダウンロードやライセンスの移行がわからない方は、別途のダウンロード/ライセンスの移行方法をまとめたのでこちらをチェックしてみてください。
コメント