Apple、クラムシェルモードで最大2台の外部ディスプレイ出力に対応したApple M3チップ搭載の「MacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)」を3月8日に発売。

　Appleがクラムシェルモードで最大2台の外部ディスプレイ出力に対応したApple M3チップ搭載の「MacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)」を3月8日に発売するそうです。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2024年03月04日、昨年10月に発表された3ナノメートルテクノロジー(3nmプロセス)を利用して作成されたApple M3チップ搭載の13インチ/15インチMacBook Airの販売を03月08日より開始すると発表しています。

世界で最も人気のあるノートブックは、さらに優れたパフォーマンス、より高速なWi-Fi、最大2台の外部ディスプレイへの対応、これらすべてを驚くほど薄型で軽いデザインに収め、最大18時間のバッテリー駆動時間を実現して、これまで以上に優れたものになります

Apple、パワフルなM3チップを搭載した新しい13インチと15インチMacBook Airを発表 – Apple (日本)

　新しいMacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)のデザインは、2022年に発売されたApple M2チップ搭載の「MacBook Air (M2, 2022)」の筐体が引き続き採用されているようですが、ミッドナイトモデルはMacBook Pro (14/16インチ, Nov 2023)のスペースブラックモデルと同じく、指紋の付着を減らす画期的な酸化皮膜シールが採用されているそうです。

指紋の付着を減らす画期的な酸化皮膜シールを採用したミッドナイトMacBook Air

　また、Apple M3チップの採用により、ユーザーはIntel MacBook Airからの乗り換えで最大13倍、M1 MacBook Airからでは最大1.6倍(60%)のCPUパフォーマンスが得られるそうで、

Apple M1, M2, M3チップの性能比

グラフィックス性能もApple M3チップにハードウェア・アクセラレーテッド・レイトレーシング(RT)が搭載されたことで、このRTに対応したBlender v4以降のベンチマークでは、M1と比較して最大5.8倍の速度で3Dモデルをレンダリングできるようになり、

毎秒18兆回の演算処理でM1ファミリーと比較して60%、M2ファミリーと比較して15%高速になったM3ファミリーの16コアNeural Engineは、Photomatorアプリを利用した超解像機能をIntel MacBook Airより最大14.9倍高速に処理できるようになったそうです。

　また、嬉しいアップデートとしては、これまでApple M1/M2チップを搭載したMacBook AirやM1/M2/M3チップを搭載したMacBook Proでは接続できる外部ディスプレイが1台に制限されていましたが、

Apple M2チップを搭載してMacBook Air (M2, 2022)でも利用できる外部ディスプレイ数は1台まで

Apple M3チップを搭載したMacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)では、クラムシェル/リッドクローズドモードと呼ばれるノートブックのディスプレイを閉じた状態で、最大2台(6K@60Hzと5K@60Hz)の外部ディスプレイ出力が可能になっているそうです。

最大2台の外部ディスプレイに対応：M3を搭載したMacBook Airは、ノートブックを閉じた状態で最大2台の外部ディスプレイに対応し、ビジネスユーザーのほか、複数のアプリでマルチタスキングをしたり同時に複数の文書を広げるために複数のディスプレイを必要とするユーザーに最適です。

Apple、パワフルなM3チップを搭載した新しい13インチと15インチMacBook Airを発表 – Apple (日本)

　この他、Apple M3チップを搭載したMacBook Air (13/15インチ, M3, 2024)はビームフォーミングアルゴリズムを持つ3マイクアレイがオーデょ通話とビデオ通話の音を一段とクリアにし、15インチは2組のフォースキャンセリングウーファーと2つのツイーターサウンドシステムで13インチM2モデルより低音の深さが2倍となり、ネットワークはWi-Fi 6Eにも対応しています。

　Apple M3チップを搭載したMacBook Air (13インチ, M3, 2024)は8コアCPU, 8コアGPU, 8GBユニファイドメモリ, 256GB SSDを搭載したベースモデルが164,800円からで、M2チップを搭載したMacBook Air (13インチ, 2022)も148,800円から販売が継続されており、

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MacBook Air (15インチ, M3, 2024)は8コアCPU,10コアGPU, 8GBユニファイドメモリ, 256GB SSDを搭載したベースモデルが198,800円からとなっており、本日より予約注文が開始されているので、新しいMacBook Airを待っていた方はチェックしてみてください。

比較

	MacBook Air (13インチ, M3, 2024)	MacBook Air (13インチ, M2, 2022)
チップ	M3チップ 8コアCPU 最大10コアGPU 16コアNeural Engine (第3世代) レイトレーシング	M2チップ 8コアCPU 最大10コアGPU 16コアNeural Engine (第2世代)
ディスプレイ	13.6インチLiquid Retinaディスプレイ 2,560 x 1,664ピクセル
輝度	最大500ニト
メモリ	8GB, 16GB, 24GBユニファイドメモリ 100GB/sのメモリ帯域幅
SSD	256GB, 512GB, 1TB, 2TBストレージ
バッテリー駆動時間	最大18時間
ネットワーク	Wi-Fi 6E（802.11ax) Bluetooth 5.3	Wi-Fi 6（802.11ax) Bluetooth 5.3
I/Oポート	Thunderbolt/USB4ポート x 2
外部ディスプレイ	クラムシェルで最大2台 最大6K@60Hzと5K@60Hz	1台 最大6K@60Hz
バッテリー	52.6Whリチウムポリマーバッテリー内蔵
サイズ	1.13 x 30.41 x 21.5 cm
重量	約1.24 kg
価格	164,800円から	148,800円から

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