Apple Silicon Mac上のWindows 11 VMでDirectX 11 3Dグラフィックスをサポートし、数クリックでWindows 11のイメージをダウンロードできるGet Windows機能を追加した「VMware Fusion v13.5」がリリース。

仮想環境
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 VMwareがApple Silicon MacでWindows 11 on Armをサポートした「VMware Fusion v13.5」を正式にリリースしています。詳細は以下から。

VMware Fusion v13 logo

 米VMware, Inc.は現地時間2023年10月19日、IntelとApple Silicon Macでx86/Arm版Windows 11の仮想化に対応した仮想化ソフトウェア「VMware Fusion v13」の最新バージョンとなる「VMware Fusion 13 Pro/Player」をリリースしたと発表しています。

VMware Fusion v13 5 for Mac update

VMware Fusion 13.5 Brings Exciting New Features for Running Windows 11 on Macs with Apple Silicon

Fusion 13.5 Is Live! – VMware Blog

VMware Fusion 13.5

 昨年11月にリリースされたVMware Fusion v13.0では、Apple Silicon Mac上でWindows 11 on Armの仮想マシンがサポートされていましたが、VMware Fusion 13.5では、新たにApple Silicon Mac上に作成されたWindows 11 VMで、MetalアクセレーションによるDirectX 11 3Dグラフィックスがサポートされ、3DゲームやCADアプリが利用できるようになったほか、

VMware Fusion v13 5 for Mac support DirectX 11

Parallels Desktopのインストールアシスタントのように、クリックだけでWindows 11のイメージをMicrosoftから直接ダウンロードし、セットアップまで進むことができる「Get Windows」機能が実装されています。

VMware Fusion 13.5 Get Windows

 また、VMware Fusion v13.5では、MacホストとWindowsゲスト間でのファイルのドラッグ&ドロップやクリップボードのコピー&ペーストの高速化、ウィンドウのよりスムーズなリサイズとマルチモニターでのオートフィットがサポートされ、

VMware Fusion v13ユーザーは無償でのアップデートで、引き続き個人で使用する非商目的のライセンスは無料で入手することができます。

VMware Fusion 13.5のLicence

*現在のところ、VMware Fusion上でのWindows 11 on ArmはParallels Desktopと異なり、Microsoftに承認されていません。

 この他、リリースノートによるとVMware Fusion v13.5では複数の脆弱性(VMSA-2023-0022)の修正、OVFツールを利用しvTPMが有効なVMのインポートとエクスポート、VMREST APIを利用し暗号化されたVMの電源のON/OFF、一時停止、復元、最大256台のNVMeデバイスのサポート、Windows 11とWindows Server 2022でのNVMe 1.3のサポートが行われており、

VMware Fusion 13.5 release note

暗号化やLinuxベースマシンでのパフォーマンスの低下、USB、ハードウェアのダウングレード、キーボードの不具合修正が行われ、システム要件はIntel/Apple Silicon Macを搭載したmacOS 12 MontereyとmacOS 13 Venturaに加え、新たにmacOS 14 Sonomaのサポートされているので、VMwareユーザーの方はチェックしてみてください。

VMware Fusion 13.5 for Mac DirectX 11

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