macOS 12 MontereyではApple Silicon MacでもParallels Desktopなどを利用してmacOSの仮想化が可能になっています。詳細は以下から。
Appleが日本時間2021年10月26日にリリースした「macOS 12 Monterey」では機能を強化したFaceTimeや集中モード、ショートカット、テキスト認識表示、AirPlay to Macなどが利用できるようになっていますが、見えないところではVirtualizationフレームワークがアップデートされ、これにより、Parallels Desktop for Macなどの仮想化ソフトウェアを利用し、Apple Silicon MacでもmacOSの仮想化(VM)が可能になっています。
Appleは2019年06月に開催されたWWDC20で、Apple Silicon Macではx86_64の仮想マシンやWindowsのBoot Campは提供できないものの、Virtualizationフレームワークを利用してARMベースのLinux VMを簡単に作成できるとアピールしていましたが、MontereyではLinux VMに加えてmacOSも簡単に仮想化出来るようになっています。
Apple Silicon MacでmacOSのVMを作成するにはいくつか方法がりますが、macOS 12 MontereyおよびApple Silicon Macをサポートした「Parallels Desktop 17 for Mac」では、macOS 12 Montereyアップグレード後に、インストールアシスタントに「macOS」が追加され、クリックだけでmacOS VMを作成できるので、興味のある方はトライアル版を試してみてください。
コメント
これ試そうとしたんですが、起動可能なディスクイメージが作成できないというエラーになってできませんでした。
MontereyのインストーラーをVM作成時に指定するので合ってますか?
本物の Monterey のインストーラーは利用できません。
実行できるのは Parallels 用に調整された、カスタムイメージのみです。