1Passwordが今後のアップデートで「Sign in with Google」やFacebook、Appleなど、どのアカウントとサインインを紐付けしたかの記録に対応すると発表しています。詳細は以下から。
GoogleやFacebook、Appleなどのプラットフォーマーは、ユーザーが自社IDを利用し、サービスにセキュアにサインインできるよう、サインイン方法にソーシャルログイン/SSO「Sign in with …」を設定するよう、サービスを提供する企業に求め(義務化)ていますが、

WWDC19で発表された「Sign in with Apple」
これにより、多くのサービスが「Sign in with…」に対応したものの、ユーザーは選択肢問題のようなサインイン画面を見せられるようになり、GoogleやFacebook、Appleなど複数のSign in with対応アカウント/IDを持つユーザーは、どのサービスと、どのアカウント/IDを紐付けしたが分からなくなるという問題が出てきました。

様々なSign in withが混在するEpic Gamesアカウントへのサインイン
Save it in 1Password
パスワードマネージャー1Passwordを開発するカナダAgileBitsは現地時間2022年06月29日、この問題を解決するため、1Passwordにサービスのサインインに利用したソーシャルアカウントを記録する機能を今後追加すると発表しています。
Today we’re starting with a familiar kind of sign-in service (also known as social logins or SSO). When you visit a site and click a button like “Sign in with Google”, 1Password will remember your choice and offer to save it for you.
‘Sign in with’ anything – and save it in 1Password – 1Password
サービスのサインインに利用したソーシャルアカウントは、1Passwordブラウザを通して、1Passwordに保存され、再びそのサイトにサインインしようとすると、利用したソーシャルアカウントを提案してくれるそうなので、今後は選択肢問題の答えを簡単に見つけることができるようになりそうです。
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