Apple Musicでロスレス音源をしても低いサンプルレートの音源が再生されてしまう問題を修正する「LosslessSwitcher」がmacOS 15 Sequoiaに対応しています。詳細は以下から。
AppleがmacOS 10.15 Catalinaで導入したミュージックアプリでは、Apple Musicで配信されているロスレス対応の楽曲を再生しても接続されているDACデバイスに合わせてサンプリングレートが変更されず低いサンプルレートの楽曲が再生されることがありますが、この問題を解決してくれる「LosslessSwitcher」がmacOS 15 SequoiaのBeta版に対応しています。
LosslessSwitcherはWWDC20/21 Swift Student Challengeの受賞者のVincent Neoさんが2022年に公開したApple Music用ユーティリティで、現在最新のLosslessSwitcher v1.1ではmacOS 15 SequoiaのBeta版で実行するとCPU使用率が上がり、Macがフリーズしてしまう不具合が発生していたそうですが、新たに公開されたLosslessSwitcher v1.1 Build 18以降ではXcode 16とmacOS 15 Sequoiaを利用して問題が修正されているそうです。
LosslessSwitcherのシステム要件はmacOS 11.4 Big Sur以降のIntel/Apple Silicon Macで、アプリはオープンソース(GPLv3)で開発されており、ユーザーによって検証されたDACデバイスも公開されているので、macOS 15 SequoiaでApple Musicを利用されている方は試してみてください。
Built for Sequoia beta users
This beta version is somewhat equivalent to version 1.1, build 18, with 2 differences:
- It’s built using the latest Xcode 16 beta 6 (i.e. macOS Sequoia SDK), just in case the high CPU usage/freeze have something to do with this.
- Very minor code change as recommended by Xcode.
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