Primate Labs、Apple M1 Max/Ultraチップ搭載の「Mac Studio (2022)」のGeekbenchスコアを掲載。Ultraモデルは、全てのMacの中で最も高いスコアに。

Geekbench Mac Benchmarks add Mac Studio 2022 Mac Studio
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 Primate LabsがApple M1 Max/Ultraチップ搭載の「Mac Studio (2022)」のGeekbenchスコアを掲載を開始しています。詳細は以下から。

Geekbench 2020

 カナダPrimate Labs Inc,のJohn Pooleさんは現地時間2022年05月01日、Mac/PC/iOS/Androidのクロスプラットフォームに対応したベンチマークアプリGeekbench v5のスコアをチャート化したBenchmark ChartsのMac Benchmarksに、Appleが03月より販売を開始したMac Studio (2022)のベンチマークスコアを掲載したと発表しています。

Geekbench Mac Benchmarks add Mac Studio 2022

Geekbench 5 scores are calibrated against a baseline score of 1000 (which is the score of an Intel Core i3-8100). Higher scores are better, with double the score indicating double the performance.

Mac Benchmarks – Geekbench Browser

 03月にスペシャルイベントで発表されたとおり、Mac Studio (2022)には、MacBook Pro (2021)にも採用されている10-Core CPUのApple M1 Maxチップに加え、UltraFusionアーキテクチャを利用し帯域幅を損なわずにM1 Maxチップを2つ組み合わせた20-Core CPUのApple M1 Ultraチップ搭載モデルがありますが、

Apple
M1 Ultra
Apple
M1 Max
Apple
M1 Pro
Apple
M1
ロゴ Apple M1 Ultraチップ Apple M1 Maxのロゴ Apple M1 Proのロゴ Apple M1
CPU 20-Core
高性能コア:16-Core
高効率コア:4-Core
10-Core
高性能コア:8-Core
高効率コア:2-Core
8-Core or 10-Core
高性能コア:6-/8-Core
高効率コア:2-Core
8-Core
高性能コア:4-Core
高効率コア:4-Core
GPU 64-Core 32-Core or
24-Core
16-Core or
14-Core
8-Core or
7-Core
メモリ 128GB(Max) 64GB(Max)
32GB
32GB(Max)
16GB
16GB(Max)
8GB
メモリ帯域 800GB/s 400GB/s 200GB/s 66GB/s
Neural Engine 32-Core 16-Core
トランジスタ数 1,140億 570億 337億 160億
外部ディスプレイ 最大5枚 最大4枚 最大2枚 最大1枚
I/O Thunderbolt 4 Thunderbolt/USB 4

Mac Benchmarks追加されたApple M1 Ultraチップ搭載のMac StudioのMulti-Coreスコアは23,351*と、既に確認されていたスコアとほぼ同じで、Apple M1 Maxチップが超えることはできなかった、28コアIntel Xeon W-3275M搭載の「Mac Pro (2019)」より約17%高いスコアで、Core i9-10910やi9-9900Kを搭載したiMac (2020/2019)の2倍以上のスコアとなっています。

Mac Studioと既存のMacのベンチマーク

Geekbench v5のスコアはIntel Core i3-8100の性能を1,000として計算されており、Single-Coreについてはベースクロックが同じため、Apple M1シリーズ通して、ほとんど違いはありません。

GPU性能

 上記の通り、Apple M1 UltraチップのCPU性能は、これまで発売されたMacの中で最も高いスコアとなっていますが、GPU性能についてはBlender Benchmarkなどでも確認されている通り、Mac Pro (2019)のRadeon Pro W6900Xや追加サポートされたRadeon RX 6800 XTを上回ることはできておらず、

Apple Silicon Macは現在dGPU/eGPU非サポートのため、より高性能なGPUを持ったMacが必要な方は、先のスペシャルイベントで予告された通り、今年後半(WWDC22?)で発表されるであろう、Mac Proの後継モデルの発表を待つしかないようです。

コメント

  1. 匿名 より:

    Extreme(仮)が出たとしてUltraのスコアを2倍してもW6900Xに届くか届かないくらいか
    まあ流石に内蔵でクソデカdGPUには勝てる訳が無いわな
    物理的な限界だわ

  2. 匿名 より:

    dGPU需要あるんだし、ドライバ書けば使えるんだったら、頭下げてAMDさんにドライバ書いてもらえばええと思うんだがなあ。餅は餅屋ってことでさー

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