JavaScriptベースのテキスト編集やクリップボード同期機能を備えたiOS/iPadOS用Markdownエディタ「Taio」のMacアプリが正式にリリースされています詳細は以下から。
TaioはMicrosoftでOutlook for iOSのシニア・ソフトウェアエンジニアを務めるYing Zhongさんが2020年からiPhone/iPad向けに開発しているMarkdownエディタで、今年06月にはMac CatalystでMacへの移植が発表されBeta版が公開されていましたが、このTaioのMac版が正式にリリースされています。
As a very young app, Taio has been featured as “Be the First to Try These Apps” by Apple, also widely loved by users.
Taio – Markdown & Text Actions – App Store
TaioはアプリにZhongさんが開発しているショートカットアプリの様なJavaScript IDE「JSBox」のランタイムを実装し、JavaScriptベースでテキストの検索&置換やDeepL翻訳、MindMap作成、Quote化、文章内のリンクや電話番号の抽出、複数のクリッピングの結合などを行うことが可能なほか、
クリップボードの内容を保存しiCloudでMacとiPhone/iPad間で同期する機能やiOS 14/macOS 11 Big Surのホームスクリーンウィジェット、ライト/ダークモード、キーボードショートカット、ショートカットアプリなどに対応しています。
Taioのシステム要件はmacOS 10.15 Catalina以上で、Actionsなどの機能を利用するには月額150円(1.49ドル)、年間1,600円(14.49ドル)のTaio Proサブスクリプションの登録が必要となっていますが、サブスクリプションはMacとiPhone/iPad間で共有できるユニバーサル購入に対応しており、4,640円(37.99ドル)のLifetime価格も用意され、アプリは無料でMac App Storeに公開されているので、興味のある方は試してみてください。
おまけ
Taio for iPhone/iPadはiOS 15の新機能でカメラで撮影した写真内の文章をテキスト化して入力してくれる「Text from Camera」をサポートしています。
"Text from Camera" on iOS 15, a super-fast way to grab text. pic.twitter.com/FWRBHeFUeD
— Taio (@TaioApp) June 12, 2021
PV
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