iPadでのマウスとトラックパッド操作をサポートし、Markdownファイルにキーワードを追加出来るようになったエディタアプリ「Ulysses v19 for Mac/iOS」がリリースされています。詳細は以下から。
ドイツUlysses GmbH & Co. KGは現地時間2020年04月28日、Apple Design AwardやApp Store Bestを受賞したWordPress/Markdown対応のエディタアプリ「Ulysses for Mac/iOS」をv19へアップデートし、新たにiPadOS 13.4でサポートされたマウスとトラックパッドによる操作や、iOSのファイルアプリから外部フォルダを追加する機能などをサポートしたと発表しています。
上記の機能はiOS 13.4/iPadOS 13.4以降が必要です。
また、Ulyssesのシートを素材としてマークすることで、素材をデータから除外して統計情報を表示できるようになったほか、Markdownファイルにキーワードを追加することが可能になっています。
日本語のリリースノートでは「キーボードをMarkdownファイルとして追加」と記載されていますが、原文を確認したところ「キーワード」の間違いのようです。→”You can now add keywords to Markdown files.”
書き出し機能ではWordPressプレビューでTwenty Twentyのテーマが採用されている他、Ghostのプレビューも最新版にアップデートされており、フォントではAppleがXcodeやターミナルに採用してきたSan Franciscoの等幅フォント「SF Mono」が利用できるようになりました。
リリースノート
Mac
- 新しく、シートを“素材”としてマークし、書き出しと統計情報から除外できるようになりました。
- 新しく、キーボードをMarkdownファイルとして追加できます。
- “目標がある”、“メモの添付がある”、“素材である”など、新しいフィルタの条件を追加しました。
- 新しく、WordPressのプレビューがTwenty Twentyのテーマを使用します。
- Ghostのプレビューも最新のテーマを使用できるようになりました。
- SF Monoをエディタのフォントリストに追加。
iOS/iPadOS
- 新しく、iPadでマウスとトラックパッドを利用できるようになりました (iPadOS 13.4が必要です)。
- “ファイル”App経由で外部フォルダのサポートを追加 (iOS/iPadOS 13.4が必要です)。
- 新しく、シートを“素材”としてマークし、書き出しと統計情報から除外できるようになりました。
- 新しく、キーボードをMarkdownファイルとして追加できます。
- “目標がある”、“メモの添付がある”、“素材である”など、新しいフィルタの条件を追加しました。
- 新しく、自分のバックアップを書き出し、読み込みできるようになりました。
- 新しく、WordPressのプレビューがTwenty Twentyのテーマを使用します。
- Ghostのプレビューも最新のテーマを使用できるようになりました。
- SF Monoをエディタのフォントリストに追加。
- Dropboxと同期する際の初回のダウンロードパフォーマンスを改良。
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