macOS 10.15 CatalinaではPingFangやヒラギノ角ゴシック/丸ゴ/明朝などが令和の合字「㋿」をサポートしています。詳細は以下から。
株式会社SCREENは日本時間2019年10月25日、同社のヒラギノフォント総合情報サイトで新元号「令和」の合字グリフ(㋿:U+32FF)を追加したフォントの販売を開始しましたが、AppleはmacOS 10.14.5 MojaveおよびiOS 12.3でApple SymbolsフォントにmacOS 10.14.6では文字ビューアに令和の合字を追加し、
2019.10.25
●新元号対応含むアップデートについて
- 新元号対応含むヒラギノフォントのアップデート項目およびアップデート内容、旧バージョンとの互換性についての情報を掲載いたしました。
お知らせ一覧|ヒラギノサポート – Screen
macOS Catalinaではビルドインのヒラギノフォントがアップデートされていたので確認したところ、macOS 10.15 Catalinaでは以下の通り複数のフォントが新元号「令和」の合字をサポートしていました。
令和の合字が追加されているのはPingFang HKおよびPingFang SC、PingFang TC、ヒラギノ角ゴシック、ヒラギノ丸ゴ ProN、ヒラギノ明朝 ProNで、各ウェイトと縦組みもサポートされており、この仕様はiOS 13.xにも反映されているようなので、興味のある方はチェックしてみてください。
Apple Symbolsには縦組みの令和合字は含まれていません。
おまけ
ちなみに、Font Bookアプリで確認するとヒラギノ角ゴシック(Hiragino Sans) W3のmacOS 10.14.6/10.15でのバージョンは以下の通りで、令和の合字が2つ追加されたためグリフ数が2つ増えています。
macOS 10.15 Catalina | macOS 10.14.6 Mojave | |
---|---|---|
バージョン | 15.0d1e3 | 13.0d2e7 |
グリフ数 | 20,327 | 20,325 |
コメント
このサイトへ教え忘れてすみませんでした。
macOS Catalina Dev Beta 2からPingFangは令和の合字をサポートし始めました。
(日本語版のPingFangはほしいです。)