AppleはmacOS Mojave 10.14.5/iOS 12.3 Beta 3のApple Symbolsフォントで、Unicode(U+32FF)に新元号「令和」の合字を追加したようです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年04月22日、るmacOS 10.14.5の3rd Beta「macOS Mojave 10.14.5 beta 3 (18F118d)」およびiOS「iOS 12.3 beta 3 (16F5139e)」などを開発者向けに公開しましたが、これらのバージョンではApple Symbolsフォントがアップデートされ、05月01日から施行される新元号「令和」の合字が表示可能になっています。
現在正式にリリースされているmacOS 10.14.4 Mojave Build 18E226のApple Symbolsフォントは上図の通り「Apple Symbols; 13.0d1e7; 2017-06-12」で、グリフ数は4,612となっていますが、macOS 10.14.5 Beta 3では「Apple Symbols; 13.0d1e13; 2019-04-04」が採用され、グリフ数が4,613となるようです。
㍻(U+337B),㍼(U+337C),㍽(U+337D),㍾(U+337E)に続く新元号「令和」の合字(U+32FF)は既にAdobeが源ノ角ゴシック(Source Han Sans)v2.001で追加し、経済産業省は平成31年4月5日掲載の「新元号名で使用する文字コードについて」で令和の文字コードについて周知を求め各フォントベンダーの対応を待っていますが、
なお、Unicodeにおいては、U+32FFのブロックに新元号「令和」の合字が割り当てられています。今後、各フォントベンダーからは、当該ブロックに対応した「令和」の合字が提供されるものと期待されます。
新元号名で使用する文字コードについて – METI/経済産業省
新元号「令和」の合字(U+32FF)が予約された「Unicode 12.1.0」は2019年05月07日にリリース予定で、Appleのアップデートサイクルから見るとmacOS 10.14.5/iOS 12.2は早くても5月30日以降と思われ、Microsoftの広報は10連休に入る前の26日までの配信開始を目指しているが、間に合わない可能性もあるとコメントしているそうなので、U+32FFが入った書類はしばらく「㋿(豆腐)元年」と表示されると思われます。
- 改元に伴う企業等の情報システム改修等への対応 – METI/経済産業省
- Windowsの令和対応パッチ配信が始まらず、10連休に間に合わない懸念も – 日経 xTECH(クロステック)
コメント
元号とかどうでもいいから
Safariをフルスクリーンモードにしてると検索バーが割と頻繁に入力できなくなる糞みたいなバグなおして…….Mojaveからずっと
プライベートブラウズウィンドウを開いた時に検索バーにフォーカスされないバグだけは治ったみたいだけど。