macOS 10.15 Catalinaにはライトとダークモードを自動的に変更してくれる機能と新しいダイナミックデスクトップ壁紙や6K解像度の壁紙が追加されています。詳細は以下から。
AppleはmacOS 10.14 Mojaveでシステム全体のアピアランスを暗くする「ダークモード」と現在の地域とその時間帯に合わせて自動的に変更できる「ダイナミックデスクトップ」壁紙を導入しましたが、macOS 10.15 Catalinaではこれらの機能がアップデートされています。
時間によってライトとダークモードを変更
macOS 10.14 Mojaveではシステムのアピアランスを変更するライトとダークモードはユーザーがシステム環境設定の[一般]パネルからマニュアルで行う必要がありましたが、macOS 10.15 Catalinaではライトとダークモードを自動的に変更してくれる「自動」というオプションが追加されています。
1日を通して、ボタン、メニュー、ウインドウの表示を自動的に調整します。
この設定はiOS 13のライトとダークモードと同じで、macOSの場合はディスプレイの色温度を日の出/日の入りにあわせて自動調整してくれる[Night Shift]のスケジュールと一致します。
新しい壁紙
AppleはmacOS 10.14 Mojaveでデスクトップ壁紙を現在の地域とその時間帯に合わせて自動的に変更するダイナミックデスクトップという機能を搭載し、そのダイナミックデスクトップの壁紙は同じ場所/違う時間帯で撮影された16枚の写真を1つのHEICファイルに圧縮したものだということが確認されていますが、macOS 10.15 Catalinaにはこのダイナミックデスクトップ壁紙「カタリナ」が1枚追加されています。
また、macOS 10.15 Catalinaのデフォルト壁紙と同じくカタリナ島の海岸線や海を撮影した写真9枚も追加されており、これらの写真は全てHEIC形式で、Mac Pro (2019)と同時に発表されたRetina 6K (6016x3384pixel)解像度の32インチディスプレイ「Pro Display XDR」 に合わせて、
/Systems/Library/Desktop Picture/Catalina.heic #デフォルトの壁紙
解像度は縦横ともに6K(6016x6016pixel)かつDisplay P3プロファイルとなっているので、Pro Display XDRのポートレートモード(ピボット機能)で表示しても引き伸ばした壁紙ではなくネイティブ解像度で表示されるので、Pro Display XDRを購入された方はオリジナルの解像度で楽しんでみてください。
6K解像度の壁紙
- Catalina Clouds.heic
- Catalina Coast.heic
- Catalina Day.heic
- Catalina Evening.heic
- Catalina Night.heic
- Catalina Rock.heic
- Catalina Shoreline.heic
- Catalina Silhouette.heic
- Catalina Sunset.heic
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