macOS 10.15 Catalinaではアクセシビリティの1つとして、特定の外部ディスプレイのみを拡大する機能が利用可能になるそうです。詳細は以下から。
AppleはmacOS 10.15 CatalinaおよびiOS 13でアクセシビリティ機能を強化し、Siriの音声認識技術を導入した音声コントロールと新しいラベルとグリッドシステムを用いてMac/iOSデバイスでアプリのすべての操作が行えるようになったと発表しましたが、
アクセシビリティ
テクノロジーは、すべての人に力をもたらす時に最もパワフルになると、Appleは信じています。macOS Catalinaで、Appleは新しい支援技術を導入し、あらゆるユーザーがMacの機能を最大限まで使いこなせるように支援します。音声コントロールは、デバイスに搭載されたSiri音声認識テクノロジーにより、従来の入力デバイスを操作できないユーザーが音声だけでMacを使えようになる革新的なテクノロジーです。Apple、macOS Catalinaを発表 – Apple (日本)
自身の障害体験を元にAppleのアクセシビリティについての記事をTechCrunchなどに寄与しているSteven Aquinoさんによると、Catalinaではアクセシビリティのズーム機能も強化されるそうです。
One other new macOS Catalina feature is Zoom Display. What this does is enable users to use Zoom on your device, but keep normal resolution on external display. Imagine giving a presentation—your text is zoomed for you but audience gets regular size.
— Steven Aquino (@steven_aquino) 2019年6月3日
Zoom Display
Appleが公開したCatalina Previewによると、Catalinaでは複数のディスプレイがMacに接続されている場合、特定のディスプレイのみを拡大することが可能で、加えてマウスポインタを文章の上でホバーしControlキーを押すことでマウスポインタ下の文章を拡大することができるそうです。
この機能はCatalina Betaから利用可能で、システム設定パネルから[アクセシビリティ] → [ズーム機能]を選択してズームするディスプレイを選択したり、拡大するテキストのフォントやカラー、利用する修飾キーを変更できるので、Beta版にアクセスできる方は試してみてください。
コメント
そんな事より、4kモニタ繋げた時にデスクトップ上のアイコンなどの文字をスケーリング出来るようにしてもらいたい。
windowsは高解像度モニタだとmac同様にレンダリングを綺麗にしてくるし、スケーリング出来るから見やすい。