macOS 12 Montereyでは6Kやダイナミックデスクトップ対応で肥大化していた壁紙がダウンロード式になり、フォルダサイズも約1GBから120MB程度に削減されています。詳細は以下から。
Appleは2018年にリリースしたmacOS 10.14 Mojaveでシステム全体のアピアランスを暗くする「ダークモード」を導入し、合わせて現在地の時間帯に合わせて自動的に壁紙を変更させる「ダイナミックデスクトップ」壁紙機能を導入、
加えてプロユーザーの6K解像度ディスプレイ「Apple Pro Display XDR」発売後は全ての壁紙を6K解像度(6016 x 6016ピクセル)に対応させ、カラーバリエーションを揃えたiMac (24-inch, M1, 2021)発売後はiMacのカラーにマッチしたライト/ダークモード対応の壁紙を提供しているため、いつの間にかmacOSの壁紙フォルダは1GB以上に肥大化していましたが、
Appleは本日リリースしたmacOS 12 Montereyで、ほとんどの壁紙をダウンロード方式に切り替え、壁紙フォルダのサイズを大幅に削減しています。
macOS 12 Montereyで壁紙をダウンロードする方法
macOS 12 MontereyではBig SurとMontereyのMacでデフォルトで設定されている一部の壁紙とカラー壁紙を除いて、ほとんどの機能がダウンロード式になっており、これまで利用してきた他の壁紙を利用したい場合はシステム環境設定の[デスクトップとスクリーンセーバー] → [デスクトップ]でクラウドダウンロードマーク(☁)をクリック。
後は、壁紙がAppleのCDNからダウンロードされ、ダウンロードが終了すると自動的に壁紙が切り替わるようになっています。ダウンロードした壁紙は以下パスの”Desktop Pictures”フォルダに保存されるため再びストレージ容量が消費されます(特にダイナミックデスクトップ対応の壁紙は6K解像度の写真が8枚含まれた.heicファイルで1つ100MB以上になります)。
/Systems/Library/Desktop Picture
macOS 12 Montereyでは壁紙をダウンロード方式にしたことで壁紙フォルダのサイズを約120MBまで減らし、macOS 11 Big Sur以降12GBを超えているインストーラーアプリのサイズ削減につなげているようです。
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