macOS 12.1 MontereyでサポートされたSharePlayを利用して、TVやMusic、Safariのコンテンツを他のユーザーと一緒に視聴する方法。

　macOS 12.1 MontereyでサポートされたSharePlayを利用して、Apple TVやMusic、Safariのコンテンツを他のユーザーと一緒に視聴する方法です。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2021年12月13日、macOS 12 Montereyの1stアップデートとなる「macOS 12.1 Monterey (21C52)」をIntel/Apple Silicon Mac向けにリリースし、同バージョンでTVアプリやMusicなどのコンテンツをFaceTimeを通して家族や友人と同時に体験できる「SharePlay」をサポートしたと発表したので、早速利用してみました。

SharePlay

• TVアプリケーション、Apple Music、およびその他の対応アプリケーションのコンテンツをFaceTimeで同時に体験を共有できる新しい方法
• 画面共有により、FaceTime通話の参加者全員で写真を見たり、Webサイトを参照したり、お互いをサポートしたりすることが可能

リリースノートより抜粋

MacでのSharePlayの使い方

　SharePlay機能はiPhoneやiPadでは10月にリリースされた「iOS/iPadOS 15.1」で先行してサポートされているため、既に利用されている方も多いと思いますが、MacではmacOS 12.1 Montereyにアップデートし、FaceTime通話を開始した後に、SharePlayに対応したTVやMusicアプリを起動すると、SharePlayで視聴したいコンテンツを選択するように通知が表示されます。

　通知が表示されたら、FaceTime通話が接続された状態で友人などと共有したいコンテンツがあるアプリを選択し、コンテンツを再生＆表示されるSharePlayのポップアップで[SharePlay]ボタンをクリックします。

　ユーザーがSharePlayをリクエストすると、FaceTime通話先の友人側にSharePlayに参加するかを選択させる通知が表示されるので、後はその通知に従い共有するコンテンツを開けばSharePlayが開始されます。

　また、FaceTimeのSharePlayではVNCの様な画面共有も可能で、ユーザーのSafariの画面や写真アプリのアルバムを友人に見せたり、逆に友人のiPhoneの画面を共有すればゲームのプレイを見たり、iPhoneの操作方法のサポートなども行えるので、macOS 12.1 Montereyへアップグレードされた方は試してみてください。

左：他のユーザーのiPhoneの画面、右：Safariの画面共有

おまけ

　AppleはSharePlayを利用したいサードパーティ製アプリのためにAPI( SharePlay/Group Activities API)を公開しており、非公式のWWDCアプリは既にBeta版でSharePlayに対応し、WWDCのキーノートやセッションを他のユーザーと共有して視聴することが可能で、

Appleによると、SharePlayが利用可能なアプリはApple TV+、Apple Music、Apple Fitness+などのApple製アプリに加え、TwitchやNBA、MUBI、Paramount+、SHOWTIMEなどのアプリで、

2021年後半には以下のサービスやアプリがSharePlayへの対応を予定しているとWWDCやスペシャルイベント内で発表しているので、今後SharePlay対応を発表するサービスも増えていくと思われます。

• 動画配信サービス ： BET+、Disney+、ESPN、HBO Max、Hulu、MasterClass、MTV、Pantaya、Pluto TV、Starz、ShowTime、VH1、YouKu
• 曲/音声配信サービス : Spotify、SoundCloud、TuneIn
• SNS : TikTok、Cameo、Popshop Live、Apollo for Reddit、Bikemap、Flow by Moleskine Studio、Redfin
• フィットネス＆健康 : SmartGym、BetterSleep
• 学習 : Explain Everything、Night Sky、Kahoot!