AppleはmacOS 12 Montereyと互換性のあるMacのリストを公開し、アップグレードにはストレージに最低26GBの空き容量が必要だとしています。詳細は以下から。
Appleは日本時間2021年10月26日、空間オーディオなどの機能を追加したFaceTimeアプリや集中モード、ショートカット、テキスト認識表示、AirPlay to Macなどをサポートした「macOS 12 Monterey」を正式にリリースしましたが、新たに、このMontereyと互換性(アップグレード可能)のあるMacのリストを公開しています。
If upgrading from macOS Sierra or later, macOS Monterey requires 26GB of available storage to upgrade. If upgrading from an earlier release, macOS Monterey requires up to 44GB of available storage.
macOS Monterey is compatible with these computers – Apple Support
macOS 12 Montereyへアップグレード可能なMacは、今年06月のWWDC21で発表されたとおり以下のモデルですが、アップグレードに必要なストレージの空き容量は、
- MacBook (2016年以降に発売されたモデル)
- MacBook Air (2015年以降に発売されたモデル)
- MacBook Pro (2015年以降に発売されたモデル)
- Mac mini (2014年以降に発売されたモデル)
- iMac (2015年以降に発売されたモデル)
- iMac Pro (2017年以降に発売されたモデル)
- Mac Pro (2013年以降に発売されたモデル)
macOS 10.12 Sierra以降からアップグレードする場合は最低26GB、Sierraより前からアップグレードする場合は最低44GBの空き容量が必要となるそうで、Montereyのインストーラーアプリのサイズも12GBを超えているので、これからアップグレードされる方はTime Machineバックアップに加え、ストレージ容量の確保が必要になるかもしれません。
各macOSのインストールに必要な空き容量
macOS | 必要な空き容量 | 備考 |
---|---|---|
macOS 10.13 High Sierra | Macに14.3GBの空き容量が必要。 | アップグレード後はmacOS Sierra 10.12.6より約1.5GB大きいストレージ容量が必要。 |
macOS 10.14 Mojave | Macに12.5GBの空き容量が必要。 | OS X El Capitan 10.11.5以降からのみアップグレード可能。 |
macOS 10.15 Catalina | OS X 10.10 Yosemite以前のOS Xからアップグレードする場合は18.5GBの空き容量が必要。 | |
macOS 11 Big Sur | Macに35.5GBの空き容量が必要。 | macOS 10.12 Sierraより前のOS Xからアップグレードする場合は44.5GBの空き容量が必要。 |
macOS 12 Monterey | Macに26GBの空き容量が必要。 | macOS 10.12 Sierraより前のOS Xからアップグレードする場合は44GBの空き容量が必要。 |
- macOS Monterey is compatible with these computers – Apple Support
コメント
上位機は別として、内蔵SSDのサイズ考えると相当数の人がアップデートで苦労しそう。内蔵SSDはもう少しユーザーに寄り添った価格にできないものかね。お陰で外付け環境の構築ややりくりで使いにくいし机が煩雑になるよ。512GBのものでも全然足りない。