macOS 12 MontereyではEarly 2016以降のMacBook/Proでバッテリー駆動時間を延ばす「Low Power Mode」が利用可能になるそうです。詳細は以下から。
Appleは日本時間2021年06月08日から完全オンラインで開催している世界開発者会議(WWDC21)で次期Mac用OS「macOS 12 Monterey」を発表しましたが、このmacOS 12 Montereyのプレビューによると、Montereyでは一部のMacBookでバッテリー駆動時間を延ばすことができる「Low Power Mode (低電力モード)」が利用できるようになるそうです。
Low Power Mode. Extend your MacBook battery life with Low Power Mode, which manages energy-intensive apps and processing. It directs power where you need it to get the most out of your battery.
macOS Monterey Preview – Apple
Low Power Modeが利用可能になるのはMacBook (Early 2016)以降およびMacBook Pro (Early 2016)以降のモデルで、現在のところLow Power Modeがどのようにしてバッテリー駆動時間を延ばすのかは記載されていませんが、iPhoneのLow Power Mode(低電力モード)と同じならば、メールの受信やバックグラウンドでのアプリの更新、自動ダウンロード、ビジュアルエフェクト、iCloud Photoが一時的に制限されると思われます。
MacBookシリーズのバッテリー駆動時間についてはmacOS 10.15 CatalinaでHDRストリーミングをSDRに切り替える機能が導入されていますが、さらにバッテリー駆動時間を伸ばしたいユーザーによってIntel Turbo BoostやdGPUの使用をOFFにするユーティリティが開発されていたので、MontereyのLow Power Modeはこちらの方法を採用しているのかもしれません。
追記
macOS 12 Montereyの低電力モードはMacのシステム・クロック速度とディスプレイの輝度を抑えることで実現するそうです。
- macOS Monterey Preview – Apple
コメント
何故かMacBook airが使用可能なリストに見当たりませんが、自分のM1 Airはいま省電力モードができています。
ただGeekbench scoreは全く変わらないので、なにがかわっているのか?という感じです。
設定をミスってました。申し訳ないです。
ちゃんとGeekbenchで性能がセーブされているのを確認できました。
M1 Airでsingle:1063,multi:4307 でした。