macOS 12 MontereyとiPadOS 15ではキーボードショートカットのローカライズ機能が導入され、バックスラッシュと円記号のショートカットキー問題が解決するもよう。

Take your iPad apps to the next level iOS15
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 macOS 12 MontereyとiPadOS 15ではキーボードショートカットのローカライズが導入され、バックスラッシュと円記号のショートカット問題が解決するようです。詳細は以下から。

Quick Typeのアイコン

 Appleが現在開発者向けに公開しているiPadOS 15ではキーボードショートカットがmacOSのメニューバー風になり、よりmacOSライクに利用することが可能になっていますが、AppleのUIKitエンジニアのAnant Jainさんによると、AppleはこのiPadOS 15とmacOS 12 Montereyでキーボードショートカットのローカライズ機能を導入するそうです。

iPadOS 15のメインメニュー

 WWDC21のセクション10057「Take your iPad apps to the next level」によると、macOS 12 MontereyおよびiPadOS 15では、これまで開発者の負担となっていたUSやJISなど様々なキーボードレイアウトに合わせたショートカットキーの設定をシステム(SDK)が自動的に行なってくれるそうです。

Take your iPad apps to the next level

SDKでは自動ローカライズをOFFにすることも可能。

 セクションでは例としてバックスラッシュと円記号の問題が取り上げられており、US配列のキーボードで利用可能なショートカットキーCommand + \(バックスラッシュ)が設定されているアプリを、日本語環境で開くと自動的にCommand + ¥(円記号)に変換しJIS配列のキーボードで利用できるように変換してくれるそうなので、今後より多くのアプリでショートカットキーが利用できる様になりそうです。

Command + バックスラッシュを円マークに変更

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