Appleが古いMacやTahoeへのアップグレードを控えているユーザー向けに複数の脆弱性を修正した「macOS 15.7.2 Sequoia」と「macOS 14.8.2 Sonoma」をリリースしています。詳細は以下から。
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Appleは現地時間2025年11月03日、MacやiPhone/iPad向けにLiquid Glassデザインの不透明度を上げる機能を追加し、複数の脆弱性を修正した「macOS 26.1 Tahoe (25B78)」や「iOS/iPadOS 26.1 (23B85)」などを正式にリリースしましたが、

macOS 26.1 Tahoe
macOS Tahoeのシステム要件から外れたIntelチップ搭載のMacBook AirやMac mini、macOS Tahoeへのアップグレードを控えるユーザー向けに、複数の脆弱性を修正した「macOS 15.7.2 Sequoia (24G325)」と「macOS 14.8.2 Sonoma (23J126)」アップデートがリリースされています。

このアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
リリースノートより
Appleが公開したセキュリティコンテンツによると、macOS 15.7.2 SequoiaではCVEベースで60件、macOS 14.8.2 Sonomaでは49件の脆弱性が修正されており、中には悪意のあるアプリによりroot権限が取得されてしまう可能性のあるbash/zshの脆弱性、アプリがユーザーデータにアクセスできてしまうsudoの脆弱性、Finderやシステム設定アプリの不具合によりGatekeeperをバイパスできてしまう脆弱性などが修正されているので、ユーザーの方は時間を見つけてアップデートしておくことをおすすめします。

Apple security releases
2025年11月03日のソフトウェアアップデートと修正された脆弱性の数
| Build | CVE | |
|---|---|---|
| iOS/iPadOS 26.1 | 23B85 | 56件 |
| macOS Tahoe 26.1 | 25B78 | 105件 |
| macOS Sequoia 15.7.2 | 24G325 | 60件 |
| macOS Sonoma 14.8.2 | 23J126 | 49件 |
| tvOS 26.1 | 23J582 | 29件 |
| watchOS 26.1 | 23S37 | 32件 |
| visionOS 26.1 | 23N49 | 43件 |
- Apple security releases – Apple Support


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