ESETがESETのセキュリティアプリを最新のバージョンにアップデートせずにmacOS 15 Sequoiaへアップグレードすると、ネットワーク接続ができなくなる不具合があるとしてサポートドキュメントを公開しています。詳細は以下から。
エンドポイントセキュリティソリューションを提供するESETは現地時間2024年09月16日、Appleが同日に公開した「macOS 15 Sequoia」アップグレード後に同社のセキュリティアプリESET Endpoint/Cyber Securityが原因でネットワーク接続が失われる不具合があるとしてサポートドキュメントを公開しています。
In case you upgraded your operating system to macOS Sequoia (15) before upgrading your ESET product for macOS to a supported version, you might experience a network connection loss.
[ALERT8723] Network connection lost after upgrading to macOS 15 with ESET macOS product v6 – ESET
この問題はESETのmacOS向けセキュリティアESET Endpoint SecurityとESET Cyber SecurityをSequoiaをサポートした最新のv8.1.6.0とv7.5.74.0へアップデートせずに、下位のmacOS 14 SonomaなどらmacOS 15 Sequoiaへアップグレードするとネットワーク接続ができなくなるというもので、
もしアップデート前にSequoiaにアップグレードしてしまった場合は、以下の方法でESETのネットワークフィルターを削除する、または古いアプリを完全にアンインストールするようコメントされています。
ESET Networkフィルターを削除する方法
- macOSでシステム設定アプリを開きます。
- [ネットワーク] → [フィルター]をクリックします。
- [ESET Network]を選択し、マイナス(-)アイコンをクリックして削除します。
- macOSを再起動し、ネットワーク接続が正常に機能しているか確認します。
- macOS用のESET Endpoint SecurityまたはESET Cyber Security、ESET Cyber Security Proを最新バージョンにアップグレードします。
macOS 15 Sequoiaでネットワーク接続ができなくなる問題が、ESETのエンドポイントセキュリティアプリでのみで発生するかは不明ですが、AppleのApple Support CommunitiesではSequoiaアップグレード後にWi-Fi接続ができなくなたという報告もされているので、メイン環境をアップグレードする方はTime Machineでバックアップを作成してからアップグレードすることをおすすめします。
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