macOS 15 SequoiaではFinderやテキストエディットなどで「Control + Return」キーを押すとコンテキストメニューが表示され、キーボードから手を離さずに操作できるようになっています。詳細は以下から。
Appleが現地時間2024年09月16日にリリースした「macOS 15 Sequoia」では、iPhoneの画面をMacに映し出し操作できるiPhoneミラーリング機能などが搭載されましたが、このSequoiaでは、新たにFinderやテキストエディット/メモなどのテキストフィールド、その他選択中のUI要素でControl + Return/Enterキーによるコンテキストメニュー表示がサポートされています。
これは、2024年06月に開催されたWWDC24のセッション「What’s new in AppKit」で発表されており、これにより、Sequoiaではマウスを使わずキーボードから手を離さずにキー操作だけでファイル操作やフォントの変更、装飾、スペルチェックなどを行えるようになっています。
ちなみに、コンテキストメニューの表示位置は、メニュープロパティの値をViewで指定している場合、そのビュー内に自動的に表示される他、アプリ内のUIの特定の位置に表示したい場合は、AppKitの新しいNSViewContentSelectionInfoプロトコルを実装して表示位置を決定することができるそうです。
おまけ
Control + Return/Enterキーによるコンテキストメニューはデフォルトで有効になっていますが、改行やAIプロンプトの確定キーに設定している場合は、システム設定アプリの[キーボード] → [キーボードショートカット] → [キーボード]で「✅️コンテクストメニューを表示」をOFFまたは別のショートカットキーを割り当てることができるので、試してみてください。
コメント
Finderはアイコン選択時のコンテキストメニューにはならないのな
こういう改良嬉しい