選択した写真内にあるオブジェクトをAIを利用し検出、そのオブジェクト名にリネームしてくれるMacアプリ「AI Photo Renamer (sort.photos)」がリリースされています。詳細は以下から。
AppleのVisionフレームワークが検出をサポートしていないオブジェクトが写る写真をSpotlightで検索しやすいよう、撮影した写真やスクリーンショット内に写るオブジェクトを画像ファイルの名前に付けたり、タグやフォルダ分けする方法は手間がかかりますが、AIを利用し写真内に写っているオブジェクトを検出、ファイル名に反映させてくれるアプリ「AI Photo Renamer (sort.photos)」が新たにリリースされています。
AI Photo Renamerを開発したのはイギリスでエンジニアをされているAttilaさんで、昨年末にOpenAIのWill DePueさんが「誰かGPT-4を利用して僕のPC内にあるスクリーンショットや画像にラベルを付けるアプリを作ってくれませんか?」とポストしたことから開発を開始したそうで、
I built something like this: https://t.co/8G5tyf4Xl5 pic.twitter.com/kR4mNw0dlm
— Attila Kun (@kunattila) December 28, 2023
AI Photo Renamerの使い方はアプリを起動して、AIを利用してリネームしたい写真やスクリーンショットが入っているフォルダを選択し[☑Rename files]のオプションにチェックを入れて[Start]ボタンを押せば画像がオンラインで処理され自動的にリネーム処理されます。
AI Photo Renamerのシステム要件はmacOS 14 Sonoma以上のMacで、アプリはまだテスト段階ですが無料で利用できるそうなので、興味のある方は試してみてください。
おまけ
なお、今月初めにリリースされたニュージーランドAptonic Ltd.が開発するスクリーンショットマネージャー「ScreenSnapAI」にもアップデートでスクリーンショット内に写るオブジェクトをGPT-4で検出、ディスクリプションに記載するAI Assistantが追加されています。
- AI Photo Renamer – Mac App Store
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