MacやiPadにUSB接続したUVC対応のHDMIキャプチャカードからの映像をVision Proにストリーミングできるアプリ「Castaway」がレイテンシーを削減し、より高ビットレートでの転送に対応しています。詳細は以下から。
Castawayは動画のアップスケールアプリ「Unsqueeze」などを開発するFinn Voorheesさんが、Vision Pro向けに提供しているアプリで、MacやiPadに接続したUVC対応のHDMIキャプチャーカードからの映像をVision Proにストリーミングすることで、PSやXbox, Switchなどのゲーム画面を空間上に表示することができますが、このCastawayがバージョン1.0.7アップデートでより高ビットレートでのストリーミングに対応しています。
Castaway v1.0.7では、Vision Proに加えMacとiPadのコンパニオンアプリもv1.0.7へアップデートすることで、これまで最高が25Mbit/sだったビットレートを最大100Mbit/sまで引き上げることが可能で、同バージョンではレイテンシーの削減とエラー出力の改善も行われています。
Castawayのシステム要件はmacOS 14 Sonoma以降のMacとUSB-Cポートを搭載したiPadOS 17.0以降のiPad、visionOS 1.0以降のVision Proで、FinnさんはCastawayに利用しているOver Networkに最適化したビデオエンコード/デコード技術をTranscodingとして公開しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
Castaway v1.0.7
- Reduced latency
- Added higher bitrate options
- Added better error handling
- Castaway: Spatial HDMI Monitor – App Store
- finnvoor/Transcoding: Simple video transcoding in Swift – GitHub
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