macOS/iOSのようなステータスメニューを空間に表示するApple Vision Pro用アプリ「Visionboard」のBeta版が公開。ただし、空間にmacOS/iPadOSのようなDockを表示するアプリは既にリジェクト済み。

visionOSアプリ
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 macOS/iOSのようなステータスメニューを空間に表示するApple Vision用アプリ「Visionboard」のBeta版が公開されています。詳細は以下から。

Visionboard for Vision Pro

 macOSやiOSには画面上部に表示されるメニューバーには、アップルメニューやアプリメニューの他に、MacやiPhoneのバッテリーやWi-Fi, Bluetoothなどのシステム状態を表示する「ステータスメニュー」領域が存在しますが、

macOS 14 Sonomaのメニューバー

macOS 14 Sonomaのメニューバー

このmacOSやiOSの様なステータスメニューをAppleの空間コンピュータVision Proに追加できるアプリ「Visionboard」の開発が進んでいるそうです。

Visionboard for Vision Pro

 Visionboardを開発しているのは、iPhoneやiPad、Vision Proに対応したカレンダーアプリFinalistを開発しているカナダのSlavenさんで、現在はBeta段階ですがバッテリーやカレンダー、天気の情報を表示可能で、今後表示できるステータス項目を増やしていくようですが、

AppleのVision ProにmacOSやiOS、iPadOSの機能を移植する試みは既に多くの開発者が実行しており、macOSやiPadOSのアプリケーションランチャーである「Dock」に、時計やカレンダー、バッテリーインジケーターを追加しVision Pro用にカスタマイズした「SpatialDock」を開発したカナダのexDeveloper(@@iOS_App_Dev)とBria Curry(@paytondev)さんによると、

SpatialDock for Apple Vision Pro

This is for placing a dock at the bottom of your sight so that you do not have to awkwardly reach the Digital Crown of your Apple Vision Pro to launch apps.

kjwamlex/SpatialDock: A dock for visionOS – GitHub

AppleはApp Store Reviewガイドラインの2.5.8「代替デスクトップ/ホーム画面環境を作成するアプリ、マルチアプリのウィジェットをシミュレーションするアプリ」を理由に、このアプリをリジェクトしたそうなので、Visionboardが確実にリリースされるかは不透明なようです。

iOS_App_Devさんらは、AppleにリジェクトされたSpatialDockをオープンソースで公開しているので、興味のある方はチェックしてみてください。

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