macOS 14 SonomaやiOS 17の写真アプリではペットの検出だけでなく、iCloudリンクで共有した写真の管理やルバムごとの写真ウィジェット、Finderから共有アルバムに写真をインポートすることが可能になるそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年06月05日に開催したWWDC23の基調講演の中で、現在のmacOS 13 VenturaやiOS 16, iPadOS 16では撮影した写真内にある人に名前をつけ、その特定の人が写った写真を集めてアルバムにする「ピープル・アルバム」が可能ですが、
次期macOS 14 SonomaやiOS 17, iPadOS 17では、人だけでなくユーザーの家族の一員でもあるペット(犬や猫)も加え「ピープルとペット・アルバム」を作成できるようになると発表しましたが、これ以外にも写真アプリでは様々な改善が行われるそうです。
macOS 14 SonomaとiOS 17の写真アプリ
Appleで写真アプリの開発に携わるJoachim Fornallazさんによると、macOS 14 SonomaやiOS 17の写真アプリでは、写真アプリの写真をiCloudへ保存/管理できる「iCloud写真」が有効になっている場合、iCloudリンクで共有したアプリ内の写真を写真アプリで管理できる用になる他、
写真の調整や切り抜き機能もアップデートされ、写真を真っ直ぐにするために切り抜き写真の外周をクリックして写真を切り抜く角度を調整できるようになっているそうです。
また、macOS 14 Sonomaでデスクトップ表示も可能になる写真ウィジェットでは、表示する写真をアルバムで指定できる他、共有アルバムにFinderやサードパーティ製アプリから画像をドラッグ&ドロップで追加できるようになるそうです。
ちなみに、AppleはWWDC19で発表したmacOS 10.15 CatalinaやiOS 13で、Visionフレームワークをアップデートし、人間の上半身の検出や犬や猫の検出が可能になっていましたが、今年(macOS 14 SonomaやiOS 17)のVisionフレームワークは、動物の体の検出が可能になっているそうなので、興味のある方はWWDC23の“Detect animal poses in Vision”をチェックしてみてください。
- Joachim Fornallaz – Twitter
- Detect animal poses in Vision – Apple Developer
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