macOS 13.3 Venturaのディスクユーティリティでもボリューム名に「名称未設定」や「ボリューム」を設定するとexFATフォーマットに失敗する不具合は残っているようです。詳細は以下から。
Appleが2022年10月にリリースしたmacOS 13 Venturaでは、exFAT形式でフォーマットしたHDDやSSDストレージのデータが読み込めなくなったり、Read/Writeパフォーマンスが著しく低下する不具合が確認されたものの、この問題は2023年03月にリリースされた「macOS 13.3(.1) Ventura」で修正されていましたが、
exFATフォーマットに関しては、もう1つ、ボリューム名を「名称未設定」または「ボリューム」と設定すると、ディスクユーティリティがフォーマットに失敗するという不具合が報告されていましたが、こちらの問題に関してはmacOS 13.3(.1) Venturaでは修正されていませんでした。
newfs exfat: ボリューム:bad volume name, conatins invalid characters.
この不具合は、macOS 13 Venturaのディスクユーティリティで[消去]を選択し、exFATフォーマットを指定する際、デフォルトで設定される「名称未設定/ボリューム」のままフォーマットを行うとexFATでフォーマットできないというもので、
英語環境の「Untitled」やmacOS 12 Monterey環境では再現できない(exFATフォーマットが可能)なため、こちらもUnicodeやUTF-8の正規化形式(NFD/NFC)問題と同じくマルチバイト文字特有の不具合だと思われるので、VenturaでexFATフォーマットを利用したい方はボリューム名に英語のみを使用することをおすすめします。
- macOS 13 VenturaのディスクユーティリティでexFATフォーマットに失敗します。 – ラトックシステム公式サイト
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