macOS 13 Venturaでは、ディスク名が「名称未設定」や「ボリューム」となっているとディスクユーティリティがexFATフォーマットに失敗する不具合があります。詳細は以下から。
Appleが2022年10月にリリースした「macOS 13 Ventura」では、exFAT形式でフォーマットしたHDDやSSDストレージのデータが読み込めなくなったり、Read/Writeパフォーマンスが著しく低下する不具合が確認されていますが、あるメーカーからVenturaで確認されていたexFATフォーマットのストレージの問題が解決したという連絡が入ったので、
Appleが2023年01月にリリースしたmacOS 13.2アップデートでこの問題が修正されたのかと確認したところ、メーカー間でmacOS VenturaのディスクユーティリティでexFATフォーマットを行う際、ディスク名が「名称未設定」または「ボリューム」となっているとディスクユーティリティがexFATフォーマットに失敗するというバグレポートが共有され、VenturaのexFATフォーマット問題に回避策ができただけでした。
ディスクユーティリティでexFAT形式のフォーマットをおこなう際、名前に「名称未設定」または「ボリューム」と表示されている場合は、名前を変更していただくことでexFATフォーマットが可能となります。
macOS 13 VenturaのディスクユーティリティでexFATフォーマットに失敗します。 – ラトックシステム公式サイト
macOS 13 VenturaのexFATフォーマット問題
この問題は、macOS 13.0から最新のmacOS 13.2 Venturaに存在し、ディスクユーティリティアプリでディスク名を「名称未設定」や「ボリューム」、「ホゲホゲ」など特定の多バイト文字にしてexFATフォーマットを行うと、ディスクユーティリティ(newfs_exfatコマンド)がフォーマットに失敗するというもので、
macOSのディスクユーティリティでフォーマットを行う際のデフォルト名が「名称未設定」のため、VenturaでexFATストレージを扱おうとすると高確率でこの問題に遭遇するようです。
newfs exfat: 名称末設定:bad volume name, conatins invalid characters.
ちなみに、この問題はmacOS 12 Monterey環境や、ディスク名が「Untitled」などとなっている場合では発生しないので、修正までにしばらく時間がかかると思われます。
- macOS 13 VenturaのディスクユーティリティでexFATフォーマットに失敗します。 – ラトックシステム公式サイト
コメント