macOS 13.3.1 Venturaでは、ファイル名に濁音やアクセント記号が含まれるとダブルクリックでファイルが開けない不具合は修正されていません。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年04月07日、絵文字の肌の色が選択できない/Apple Watchを利用したMacのロック解除ができない不具合と2件のゼロデイ脆弱性を修正した「macOS 13.3.1 Ventura (22E261)」をリリースしましたが、
同バージョンでは上記のHotfixのみで、macOS 13.3 Venturaアップデート後に確認されているUnicodeやUTF-8の正規化形式(NFD/NFC)問題の不具合は修正されていないようです。
この不具合はmacOS 12.6.4 Monterey、macOS 11.7.5 Big Surでも確認されています。
この不具合はファイルに濁音(が)や半濁音(ぱ)、アクセント記号(À)が含まれているとFinderでファイルをダブルクリックしても、対象のファイルがアプリで開けないというもので、主にWindows PCからGoogle Driveなどクラウドストレージを通して共有されたNFC形式の文字を含んだファイルが対象となっていますが、
問題は日本やドイツ、フランスなどマルチバイト文字を利用する一部の地域に限定されているためか、修正は次のmacOS 13.4 VenturaやmacOS 12.6.5 Monterey、macOS 11.7.6 Big Sur以降になるようです。
追記
もし、macOSのアップデート後に濁点やアクセント記号がついたファイルが開けない場合は、ファイルの名前を変える、または、ファイルを選択しEnterキーを押してもう一度Enterキーを押すとNFC形式の文字がNFD形式へ変換され開けるようになるはずです。
- Ventura 13.3での不具合(ファイルが開かない) – Apple Support Communities
- I cannot open files(especially PDF files) after update ventura 13.2.1 to 13.3 – Apple Support Communities
- Issue opening files from Google Drive Finder window after installing macOS Ventura 13.3 update – Apple Support Communities
コメント
10年近く習慣づけようとしては失敗してるけどAppleのOSは最終安定版まで上げるのやめるようにしていかんとなあ
7、8年前のOSから大した進歩もしてないし
この記事で助けられました。有益な情報をありがとうございます!