macOS 13 Venturaで「Font Book」アプリがSwiftUIで刷新され、新しいグリッドやサンプル表示、検索、インストール機能を実装しています。詳細は以下から。
Mac OS X/macOSには2003年にリリースされたMac OS X 10.3 Pantherから、Macにインストールされている/インストールしたフォントを管理できる「Font Book」というアプリが同梱されていますが、
WWDC22のPlatforms State of the Unionで発表されていたとおり、本日リリースされたmacOS 13 Venturaでは、このFont Bookがシステム設定アプリと同様にSwiftUIを利用し完全に書き換え/刷新されています。
新しいFont BookアプリケーションはSwiftUIで完全に書き換えられました、そして新しいmacOSのシステム設定アプリケーションのモダンで先進的なデザインは SwiftUIを使って作られました。
Platforms State of the Unionより
macOS 13 VenturaのFont Book
macOS 13 Venturaに同梱されているFont Bookはv11.0へアップデートされており、Font Book v10.0までの3ペインレイアウトから、フルハイトのサイドバーとフォント表示の2ペインに変更され、
フォントの表示方法も、これまでの[サンプル], [レパートリー], [カスタム]に変わり、新しい[グリッド表示](上図)と[サンプル], [リスト]でフォントを参照できるようになっています。
マルチフィールド検索
macOS 12 Montereyに同梱されているFont Book v10.0の検索機能は、PostScript名やファミリー, スタイル, 種類, 著作権などの内どれか1つでの検索が可能でしたが、
macOS 13 VenturaのFont Book v11.0では、PostScript名やファミリー, スタイル, 種類, 著作権, 言語, ファイル名, 製造元名, デザイナー名, レパートリーを組み合わせてフォントを検索できるマルチフィールド検索に対応しており、フィルターバーを利用して使用中, 不使用, ダウンロード可能, 選択済みや追加日で絞り込むことも可能になっています。
インストール
また、Font Book v11.0ではフォントのインストール方法も改善されており、複数のフォントファミリーをインストールする際に1つのウィンドウにまとめられて、フォントをプレビュー管理できるようになっているので、macOS 13 Venturaへアップグレードされた方はチェックしてみてください。
- macOS 13 Venturaの新機能まとめ (準備中)
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