Apple M2 Pro (12コアCPU)を搭載したMacと思われるGeekbenchベンチマークスコアが確認され、10コアCPUのM1 Pro/Maxを上回るスコアに。

Apple M2 Proチップ 10コアCPUモデルのベンチマークスコア Apple Silicon Mac
クリックで拡大
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

 Apple M2 Pro (12コアCPU)を搭載したMacと思われるGeekbenchベンチマークスコアが確認されています。詳細は以下から。

Apple M2 Pro

 Appleが現地時間2023年01月17日に発表した、Mac mini (2023)*とMacBook Pro (14/16インチ, 2023)の一部モデルには、最大12コアCPU/19コアGPUを搭載したApple M2 Proチップが搭載されていますが、このApple M2 Proチップを搭載したと思われるMacのGeekbenchベンチマークスコアが確認されています。

*CTOモデルにのみ搭載。

Apple M2 Pro 12コアモデル

 TwitterRedditユーザーによって報告されたApple M2 Proチップ12コアCPUのベースクロックは、MacBook Pro/Air (2022)とほぼ同くベースクロックが3.48GHzで、これによりSingle-CoreスコアはMacの中で最も高い1,952ポイントで、

Apple M2 Pro 12コアモデルのSingle/Multi-Coreスコア

Multi-Coreスコアは15,013ポイントとなっており、Multi-CoreスコアはSoCのコア数に依存しているため、最大10コアCPUまでしかないApple M1 Pro/M1 Maxチップを搭載したMacBook Pro (14/16インチ, 2021)モデルのMulti-Coreスコア:12,000ポイントを超え、Mac Studio (2022)のApple M1 Ultra 20コアモデルに次ぐスコアとなっています。

Apple M2 Proチップ 10コアCPUモデルのベンチマークスコア

クリックで拡大

 このGeekbenchスコアが正しいスコアかは不明ですが、Appleは昨日のプレスリリースの中で、8つの高性能コアと4つの高効率コアを備えた12コアモデルのApple M2 Proチップは、前モデルのApple M1 Proより最大20%優れたCPUパフォーマンスを発揮できると発表**していたため、的外れなスコアではないと思われます。

Apple M2 ProチップのCPUコア

**Apple M2 Maxチップも最大12コアCPUでGPUで差別化されているため、M2 MaxがM1 Ultra 20コアを超えることはないと思われます。

おまけ

 ちなみに、Mac mini (2023)のM2 Proモデルは10コアCPUがベースのため、12コアCPUモデルが必要な場合はカスタマイズする必要があります。

Mac mini (2023)

このMac miniは2つのM2 Proチップから選べます。どちらも16コアのNeural Engineと200GB/sのメモリ帯域幅を採用したパワフルなチップで、Mac miniを最大32GBのユニファイドメモリで構成できるようにします。違いがあるのは、CPUとGPUのコア数です。M2 Proには、10コアのCPUと16コアのGPUを持つチップと、12コアのCPUと19コアのGPUを持つチップがあります。

Mac mini – Apple

コメント

タイトルとURLをコピーしました