Apple Siliconをサポートし、Winと互換性のある古いlibpngや最新のxorg-server/mesaを取り込んだmacOS用X Window System「XQuartz 2.8.1 beta 1」がリリースされています。詳細は以下から。
AppleのJeremy Huddleston Sequoiaさんは現地時間2021年04月06日、今年03月にApple Silicon対応のため約4年ぶりにアップデートしたmacOS用のX Window System(XクライアントとX11サーバー)「XQuartz v2.8.0」のマイナーアップデート版となる「XQuartz v2.8.1 beta 1」を新たに公開したと発表しています。
XQuartz v2.8.1 beta 1では、XQuartz v2.8.0アップデート時に廃止された古いlibpngが、Winとの互換性のために再び追加されたほか、Xorgサーバー「xorg-server」やグラフィックドライバー「mesa」などのプロジェクトが最新のバージョンにアップデートされているので、XQuartz v2.8.0でなにか不具合が発生していた方は試してみてください。
Changes in 2.8.1_beta1
- All changes in 2.8.0 plus:
- Adjusted name of package to XQuartz.pkg rather than Xquartz.pkg for consistency (#137)
- Re-added older versions of libpng for binary compatibility with wine (#151)
- Updated xorg-server, mesa, and other projects to newer upstream versions
- Releases – XQuartz
- XQuartz/XQuartz: XQuartz Builds – GitHub
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