4Kモニタでより多くの解像度設定をサポートしApple Watchでのアンロックを可能にした「DisplayLink Manager v1.5 Beta 1」がリリースされています。詳細は以下から。
米カリフォルニア州Synaptics傘下の英DisplayLink社は現地時間2021年08月09日、外部ディスプレイ(モニタ)の最大利用数が最大1枚まで制限のあるApple M1チップ搭載のMacで3台以上のマルチディスプレイを可能にするDisplayLinkチップ搭載のグラフィック・アダプタ用のユーティリティ「DisplayLink Manager v1.5」のBeta 1を新たに公開したと発表しています。
DisplayLink Manager Graphics Connectivity BETA
Monterey 12, Big Sur 11, Catalina 10.15
Release: 1.5 BETA 09 Aug 2021DisplayLink macOS Software – DisplayLink
DisplayLink Manager v1.5 Beta 1では新たに4Kモニターで2560×1440および3008×1692ピクセルの解像度が選択できるようになったほか、Macがスリープから復帰する際のログイン画面をApple Watchでアンロック(解除)する機能が追加されています。
Apple Watchを利用したログイン画面のアンロックはMacに利用しているApple IDと同じIDで紐付けされたApple Watchを利用して、システム環境設定の[システムとプライバシー] → [✅ Apple Watchを使ってアプリケーションとこのMacのロックを解除]設定が有効になっていることが前提ですが、1度設定が済めば1Passwordなどと同じようにApple WatchでMacのアンロックを行うことができます。
この他、DisplayLink Manager v1.5 Beta 1では、macOS 12 Montereyでの不具合や、外部ディスプレイを回転した際のメモリ/GPUのハンドリングが改善しているので、DisplayLinkチップを搭載したアダプタをお持ちの方は試してみてください。
Changes in 1.5.0 beta
- Introducing additional inferred resolutions on 4K monitors: 2560×1440 and 3008×1692
- Beta: Apple Watch unlock when resuming displays from sleep (33190)
- Fixed monitors power save mode issue on macOS Monterey 12 beta (33198)
- Improved memory management on rotated screen (33179)
- Improved rotated monitor performance on dual GPU machines (33072)
- DisplayLink macOS Software – DisplayLink
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