MicrosoftがWebPフォーマットをサポートした「Office for Windows」をInsider向けに公開しています。詳細は以下から。
MicrosoftのOffice GraphicsチームのMalu Hartenさんは現地時間2021年08月07日、Insider Blogを更新し、今後Windows版のOfficeアプリWord, Excel, PowerPointおよびOutlookでGoogleが開発した同一画像/同等画質のPNGと比較して約26%、JPEGと比較して約25~34%ファイルサイズを削減できる画像フォーマット「WebP」をフルサポートすると発表しています。
Hi, Office Insiders! My name is Malu Harten, and I’m a Software Engineer on the Office Graphics Team. I am happy to share that WebP images are now fully supported in Office apps for Windows.
Add WebP images to Office creations – Office Insider
このアップデートはOffice for WindowsでHEIF/HEICフォーマットをサポートする作業の一貫として行われており、Windows 10 1809 (17763)とOffice for Windows Current Channel (Preview) Version 2105 (Build 14026.10000)では、[挿入] → [写真] → [このデバイスから]でWebP(*.webp)画像が選択できるようになっているそうです。
また、WebPフォーマットの画像をファイルエクスプローラーからドラッグ&ドロップすることも可能で、挿入されたWebP画像は以前のバージョンのOfficeでも見ることができるそうです。
macOSについては特に記載されていませんが、Appleは2017年にリリースしたmacOS 10.13 High Sierra (iOS 11)でHEIF/HEICフォーマットを、macOS 11 Big Sur (iOS 14)でWebPフォーマットをシステムレベルでサポートし、最近ではApp StoreのスクリーンショットやAppleのWebサイトでもWebPフォーマットを採用しているので、今後はMacとWindows間でHEIF/HEICやWebP資料をやり取りしても問題なくなりそうです。
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