macOS 10.13 High Sierraの新機能のまとめページです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2017年09月25日(日本時間09月26日)、Macデバイス向けにAppleの新しいファイルフォーマット「APFS」や動画・画像フォーマット「HEVC/HEIF」、グラフィックスAPI「Metal 2」などをサポートしたmacOS 「macOS 10.13 High Sierra」 をリリースしました。このOSには新しいフォーマットやAPIのサポートの他に以下の様な新機能や仕様の変更があります。
メールアプリ
High Sierraのメールアプリでは新たに「トップヒット」という検索候補機能が追加された他、フルスクリーン表示時のSplit Viewがサポートされています。
写真アプリ
写真アプリではLive Photosの編集やGIFアニメーションのサポートなどiOS 11と同じ機能が追加された他、HEIFのサポートや読み込み履歴の表示、新しい編集機能などが利用できるようになっています。
- カーブ, 精細度, ノイズ除去などが追加された全く新しい編集ツール
- 選択した写真の枚数をカウントしてくれるカウンター機能
- OS Xの写真アプリ「iPhoto」にも採用されていたフィルタリングによる抽出機能
- フルスクリーン時でも常に表示できるようになったサイドバー
- GIFアニメーション画像プレビュー時のGIFアニメ再生機能
- iPhone 6s以降のiOSデバイスで撮影したLive Photosの編集機能
- Live Photosをループさせることが可能に
- 写真をサードパーティ製アプリで開き編集する機能
- Apple以外他社製のプリントサービスが利用可能に
言語
また、High Sierraでは日本語と英語を利用するユーザーに対しIMEが「バイリンガル入力」をサポートし、辞書アプリにはOxfordの「ポルトガル語-英語」、「ロシア語-英語」が追加されています。
メモ
メモアプリでは新たに「表」と「ピン留め」の新機能が追加されデータをより整理しやすくなった他、メモを保存しているディレクトリや、メモを検索する際に検索結果にユーザーが重要なメモを表示するようになっています。
Siri
Siriはユーザーが聞いたApple Musicの曲を学習し、ユーザーが好みの曲を提案&再生する「パーソナルDJ」をサポートしています。
- ユーザーの好みを学習するパーソナルDJ – 要Apple Music
- アプリに基づいた提案
Spotlight
Spotlight機能はAppleがOS X 10.11 El Capitanから開発を続けている「FlightUtilities」フレームワークを利用した飛行機のフライト情報や、到着時刻、出発時刻、ターミナル、搭乗ゲート、遅延情報を参照できるようになりました。
その他
その他、macOS 10.13 High Sierraでは以下の様な細かいアップデートもされています。