Microsoftが新しいデフォルト・フォントとテーマをサポートした「Microsoft 365/Office for Mac v16.81」のロールアウトを開始しています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時刻2024年01月16日、同社のオフィススイート「Microsoft 365/Office for Mac」をバージョン16.81へアップデートするとともに、新しいデフォルト・フォントとカラーによる新テーマを導入したと発表しています。
Office has a new default theme: We’ve updated the default font and colors of the Office theme to be more modern and accessible.
リリースノートより
Mac App Store版のMicrosoft 365 v16.81のリリースノートには、いつもの通り「バグの修正 (Bug fixes)」としか記載されていませんが、公式のリリースノートによると、v16.81では昨年07月にアナウンスされた通り、Office 2013以来利用されてきた英語環境でのデフォルト・フォントが「Calibri」から「Aptos」へ変更され、
加えて、同じくOffice 2013から利用されてきたデフォルトのカラーセットが調整され、新しいフォントとカラーを組み合わせたテーマがデフォルトのテーマとして採用されています。
日本語のデフォルトフォントは引き続き「游ゴシック(游明朝)」で、v16.81アップデート後もOffice 2007~2010で利用されていたCambriaやMSゴシック(MS明朝)、Office 2013~2022で利用されてきたCalibriや游ゴシック(游明朝)を利用したテーマを作成することも可能です。
新フォントとカラーのテーマは、Word、Excel、PowerPoint、Outlookで採用されており、加えてMicrosoft 365/Office for Mac v16.81では1件のRCE脆弱性(CVE-2024-20677)の修正が行われています。
Copilot Pro
また、同バージョンでは15日に発表されたピーク時でもGPT-4とGPT-4 Turboに優先アクセスが許可され、AIを利用した文章作成や要約、画像生成などを行えるCopilot Proのサブスクリプション登録(月額3,000円)が可能になっており、
レポートの下書き要約、プレゼンテーションの作成が簡単に行えるようになっているので(Excelはプレビュー中)、Copilot Proに興味のある方はチェックしてみてください。
- Microsoft 365 – Mac App Store
- Copilot Pro プラン & 価格 – Microsoft Store
- Release notes for Office for Mac – Microsoft
コメント