Apple M1チップに対応しブラウジングやタブを開く速さが約2倍になったWebブラウザ「Vivaldi 3.7」がリリースされています。詳細は以下から。
ルウェーVivaldi Technologies ASは現地時間2021年03月18日、Mac/Windows/Linuxのクロスプラットフォームに対応したWebブラウザ「Vivaldi v3.7」をリリースし、Mac版は新たにIntelとApple Silicon M1チップをサポートしたUniversal 2 Binaryとなったと発表しています。
Vivaldi 3.7では、高速化に注力しました。ブラウザのタブを開く速度が2倍に、新しいウィンドウも以前より26%速く開きます。毎日何十回も使う操作が高速化することで、1日のうちの数秒や数分、1年で見たら数時間が短縮できるでしょう。さらに今回のアップデートでは、新しいARMベースのM1プロセッサを搭載したAppleコンピューターをネイティブでサポートしました。
Vivaldi、スピードアップ – Vivaldi Browser
ベンチマーク
Vivalidi v3.7ではApple Silicon M1チップに対応したことで、ブラウジングが2倍速くなり(主にJavaScript処理)、全体的なパフォーマンスが向上したということで試してみました。
VivalidiはChromiumベースのブラウザのため、結果は以下の通り2021年02月にApple Siliconに対応したMicrosoft Edge for macOSと似た傾向で、WSLやpoker.js, uglify.js, typescript.jsなど合計64のサブテストを行うJetStream 2ベンチマークでは約1.5倍、
React with ReduxやAngular、Vue.js、Preact、Infernoなど複数のJavaScriptフレームワークを用いたToDoリストWebアプリの実行速度を測定するSpeedoMeter 2.0では約1.92倍とJavaScript処理を中心に、前バージョンのIntel版のVivaldi v3.6をRosetta 2エミュレートで利用していた場合より格段にレスポンスが向上しています。
タブ
また、Vivaldi v3.7ではタブの開閉パフォーマンスが向上しており、最大2倍の速さでタブが開くようになっているそうで、スタートページで比較したところ、Vivaldi v3.6ではBlank Pageが数ミリ秒表示されたのに対し、v3.7ではショートカットキーの入力とほぼ同時にタブが開くようになっていました。
この他、Vivaldi v3.7では新しいウィンドウが26%高速に開けるようになり、自動リロードの改善、検索対象の優先順位変更オプション、アドレスバー、メニュー、クイックコマンド、タブ機能の改善が行われているそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
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コメント
> 改善が行われていないそうなので
改善してないんかい!
ご指摘ありがとうございます。
先程修正したので、朝には更新されていると思います。
>改善が行われていないそうなので → 改善が行われているそうなので
Safari早すぎでしょ
まあIntel時代からそうだけども