AppleがApple Silicon Macを購入したFinal Cut Pro/Logic Proユーザーに対しサードパーティ製プラグインと外付けデバイスとの互換性を確認するように通知しています。詳細は以下から。
Appleは2020年11月、初のApple Silicon「Apple M1」チップを搭載したMacの販売を開始ししましたが、同時にApple Siliconにネイティブ対応した「Final Cut Pro」や「Logic Pro」などプロユーザー向けアプリをApple Silicon Macで利用しようとしているユーザーに対し、互換性に関するサポートドキュメントを公開しています。
プラグインと外付けデバイスとの互換性
Final Cut Proプラグイン
AppleやFCPプラグインを開発するFxFactory, MotionVFX, CoreMelt, Color Finale, Digital Anarchyなどのサードパーティメーカーによると、Apple Silicon MacとFCPはFxPlug4を利用して開発されたプラグインはApple Siliconと互換性があるそうですが、
Apple シリコンを搭載した Mac 上の Final Cut Pro で他社製のビデオプラグインを使うには、それらのプラグインを FxPlug4 にアップデートしてください。
Apple シリコン搭載 Mac の Final Cut Pro と他社製のビデオプラグインとの互換性について – Apple サポート
それ以外の古いプラグインは利用できないそうなので、FPCユーザーの方はApple Silicon Macを購入する前に、利用しているサードパーティ製プラグインのApple Silicon対応状況を確認してみてください。
Hey @fxfactory – any tricks to getting the plugins to load on an M1 Mac? I get this error in Motion and in FCP
Looks like yanobox won’t show either. pic.twitter.com/6mbXTEtK41— John B. Manos (@jbmanos) November 19, 2020
Audio Unitプラグインと外付けデバイス
また、Logic ProおよびFinal Cut Pro用のオーディオプラグインについては、ほとんどのAudio Unit v2/v3プラグインがApple Siliconに対応するものの、それ以外はRosettaのインストールが必要で、
Logic ProおよびFinal Cut Pro は、Appleシリコンを搭載したMacでほとんどのAudio Unit v2プラグインとAudio Unit v3プラグインに対応します。プラグインがApple シリコン向けに開発されているかどうかは問いません。また、iOS、iPadOS、および Apple シリコン搭載 Mac に対応した AUv3 Audio Unit プラグインにも対応しています。
Apple シリコン向けに開発されたものではないAudio Unit プラグインを使う場合、Logic ProやFinal Cut ProはRosettaがインストールされている場合に限り、それらのプラグインを認識します。Apple シリコン搭載 Mac の Logic Pro や Final Cut Pro と他社製の Audio Unit プラグインや外付けデバイスとの互換性について – Apple サポート
オーディオインターフェイスは、別途ソフトウェアドライバを必要としないものと、Logic ProでのMIDIデバイスはApple Silicon Macで利用可能で、それ以外のインターフェイスはサードパーティ製メーカーのドライバー開発にかかっているそうです。
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