Final Cut ProやCompressor、Motion、Logic Pro、iMovie、GarageBandがApple Silicon Macに対応しています。詳細は以下から。
Appleは日本時間2020年11月13日、デザインを刷新しIntel/Apple Silicon Macをサポートした「macOS 11 Big Sur」を正式にリリースしましたが、このmacOS 11 Big Surのリリースに合わせて、Appleの映像/音楽系アプリのアップデートがリリースされています。
今回アップデートが公開されたのはFinal Cut ProおよびCompressor、Motion、Logic Pro、MainStage、iMovie、GarageBandで、これら全てのアプリがIntelとApple Silicon Macに最適化されたUniversal Binaryアプリとなっています。
特にWWDC20でデモが公開されていた通り、Final Cut Proの最適化は素晴らしいようで、開発者用に配布されたA12Zを搭載したDTK Mac miniでも4K ProResのフル解像度の映像を3ストリーム再生し、瞬時にエフェクトを掛けていたので、Apple M1チップを搭載したMacではそのパフォーマンス以上のものが期待できそうです。
今回のアップデートでは全てのアプリのシステム要件がmacOS Catalinaのv10.15(10.15.5, 10.15.6)以上となっています。
リリースノート
Final Cut Pro 10.5
- Appleシリコン搭載のMacコンピュータでのパフォーマンスおよび効率が向上
- Appleシリコン搭載のMacコンピュータで、Apple Neural Engineを使用したスマート適合の機械学習分析が高速化
- ライブラリのコピーを作成して、メディアをさまざまな解像度でProResプロキシまたはH.264に自動的にトランスコード
Compressor 4.5
- Appleシリコン搭載のMacコンピュータでのパフォーマンスおよび効率が向上
Motion 5.5
- Appleシリコン搭載のMacコンピュータでのパフォーマンスおよび効率が向上
Logic Pro 10.6
- Appleシリコン搭載のMacコンピュータでのパフォーマンスおよび効率が向上
- ビート、ベースライン、メロディパートを作成するときに、iPadまたはiPhone上のLogic Remoteを使用してステップシーケンサーを制御可能
- すべてのNovation Launchpadコントローラをサポート
- 安定性とパフォーマンスが改善
MainStage 3.5
- Appleシリコン搭載のMacコンピュータでのパフォーマンスおよび効率が向上
- 演奏中にスコアやリードシートを表示し、ページをめくることが可能
- Filter、Gate、Repeater、Bitcrusherなどのクリエイティブなエフェクトを使用できるRemix FXを追加
- 専用のサウンド加工コントロールを使って合成のキック、スネア、タム、ハイハットを生成するDrum Synthプラグイン
- 安定性とパフォーマンスが改善
- Mac App – Mac App Store
コメント
この爆速対応は流石 Apple
これから対応するとか抜かしてる Adobe, ちょっとは見習え
OSもハードも作ってるメーカーのソフトが同時対応できるのは当たり前。
普通のソフトメーカーはこれから正式環境で検証するから遅れるのは当たり前。
今回のアイコン酷いというかなんか以前よりかなりチープなデザインになって
アイブ抜けて謎のおっさんレベルじゃダメなんだなとよくわかる