ApertureやiTunesをmacOS Catalinaでも利用できるようにするパッチ「Retroactive」が、macOS MojaveとHigh SierraでFinal Cut Pro 7やLogic Pro 9に対応したそうです。詳細は以下から。
Appleは2017年にリリースしたmacOS 10.13 High SierratでFinal Cut Pro 7やLogic Pro 9、Final Cut Studioに含まれるMotionやCompressorなどのプロユーザー向けアプリのサポートを終了し、ユーザーに対し「Final Cut Pro X」や「Logic Pro X」へ移行するように勧めていましたが、
以前のバージョンの Apple プロ向けアプリケーション (Final Cut Pro、Logic Pro、Motion、Compressor、MainStage) をお使いの場合は、それらのアプリケーションを macOS High Sierra と互換性のあるバージョンにアップデートしておく必要があります。[…]以前のバージョンの該当アプリケーション (Final Cut Studio や Logic Studio の付属アプリケーションもすべて含む) は、macOS High Sierra に対応していません。
Apple プロ向けアプリケーションと macOS High Sierra について – Apple サポート
macOS 10.15 Catalinaで起動しなくなるApertureやiTunesをmacOS Catalinaでも利用できるようにするパッチアプリ「Retroactive」を開発しているTyshawn Cormierさんは現地時間2019年11月17日、Retroactiveをv1.3へアップデートし、RetroactiveにFinal Cut Pro 7およびLogic Pro 9、Keynote ’09をmacOS 10.13 High SierraやmacOS 10.14 Mojaveで動作できるよう機能を追加したと発表しています。
Retroactive 1.3 contains bug fixes and additional enhancements:
- Adds support for modifying Final Cut Pro 7, Logic Pro 9, and Keynote ’09 to be compatible with macOS Mojave and macOS High Sierra
cormiertyshawn895/Retroactive: Run Aperture, iPhoto, or iTunes on macOS Catalina. – GitHub
各アプリのUnlockには既に各アプリがインストールされている環境またはインストール用DVDが必要ですが、それらが揃えばmacOS 10.13 High Sierraや10.14 MojaveでもFinal Cut Pro 7やLogic Pro 9などを起動できるようにすることができるそうなので、興味のある方は利用してみてください。
コメント
これはすごくありがたい。